https://youtube.com/watch?v=iAccGIsG4Sg&feature=shared


 『違う、そうじゃない/渋谷で5時』は、1994年1月12日にリリースされた鈴木雅之さんの17枚目のシングルで、初の両A面シングル。オリコン週間9位。

 菊池桃子さんとのデュエットによる「渋谷で5時」とのカップリングによる、1994年1月リリースの両A面シングル『違う、そうじゃない/渋谷で5時』の1曲目に収録されました。また、同年10月リリースのアルバム『She・See・Sea』にも収録されました。 三貴「ブティックJOY」のコマーシャルソングに使用されました。 2022年、『第73回NHK紅白歌合戦』にて本楽曲が歌唱されました。ソロ楽曲としては1992年出場時の「もう涙はいらない」以来30年ぶりの歌唱となりました。

 インパクトのあるタイトルに加え、ワインレッドのスーツを着込んだ決め顔の鈴木さんが肩に手のひらを置くという癖の強いCDジャケットも話題となりました。アニメキャラや映画キャラと差し替えたパロディー画像が作成され、SNS上でネタツッコミの際に用いられるようになり、元曲を凌ぐほどの“ネットミーム”として知られています。 2022年6月15日、YouTubeチャンネルのTHE FIRST TAKEにて歌唱動画が投稿されました。1994年のリリース以降、ライブ以外では28年ぶりの録音となりました。鈴木雅之さんのスタッフが運営するTwitterアカウントは動画公開に先がけ、「ネット民全員集合」「みなさんの大好きな曲を歌います」とネット上での流行を分かっている体で呼びかけました。「ネットの皆さんの中にはタイトル・曲名は知っていても音を聴いたことがない人もきっと多いのでしょうね」と楽曲を取り巻く現状を踏まえつつ、「どんな角度であれ知っていただけているのはとてもありがたいことです」とコメントが綴られています。


 「渋谷で5時」は鈴木雅之さんと菊池桃子さんのデュエット曲。元々1993年9月発売アルバム『Perfume』の収録曲。鈴木さん曰く「渋谷が若者の文化の発信地という思いがあり、渋谷をアピールしたい思いで制作した」。 鈴木さんがパートナーに菊池桃子さんを選んだ理由について「特徴のある声であることと、サビのフレーズが出た時に菊池さんに歌って欲しいと思ったため」。なお、鈴木さんからオファーを受けた当初、菊池桃子さんは「歌唱力が鈴木さんに追いつかず鈴木さんのファンに残念がられる、鈴木さんに会ったことがなく、怖そうというイメージがあった」との理由で一旦は断りました。 2015年3月30日から2022年3月31日までNHK総合テレビで夕方枠にて放送されていた『ニュース シブ5時』 に鈴木さんがゲスト出演した際(同年4月17日放送分)、『シブ5時』のタイトルを聞いた際に「パクられた」と感じたと発言しました。なお、同番組でこの曲がテーマソングなどで使われることはありませんでした。

 アルバムおよびシングル2作がリリースされた当時は、鈴木さんと桃子さんのデュエットが音楽番組で披露されることはなく、テレビ朝日『ミュージックステーション』では鈴木さんと松田聖子さん、NHK総合テレビ『ポップジャム』では鈴木さんと中山美穂さん、フジテレビ『MUSIC FAIR』では鈴さん木と工藤静香さんのデュエットで歌われました。鈴木さんと菊池さんによるデュエットが音楽番組で披露されたのは、最初の発売から13年後の2006年、フジテレビ『僕らの音楽-OUR MUSIC-』が最初となりました。この中で、個人的に匹敵するなと思ったのは、松田聖子さんでしょうか。

 菊池桃子さんは、決して歌唱力があるとは言えない(可愛らしいウィスパーボイスは魅力)と思うのですが、この歌のデュエット相手は菊池桃子さんじゃないとだめと思ったというようなことを言っておられた記憶があります。必ずしも音域が広いから、歌の世界が成立するわけでもない、必ずしも売れるわけでもない。鈴木雅之さんのセンス、先見性がバツグンだったのでしょうね。







 

 


 

 



 

 








NO MUSIC&SONG, NO LIFE - にほんブログ村