https://youtube.com/watch?v=CyFTrxwviTc&feature=shared


  1983年4月21日発売。デビューシングル。

 オリコンチャートでは発売約1か月後となる1983年5月23日付のチャートで100位に初登場、3か月後の8月22日付でベストテン入りを果たしました。また、TBSテレビ系音楽チャート番組『ザ・ベストテン』(今週のスポットライト・1983年8月4日)、日本テレビ系音楽チャート番組『ザ・トップテン』(話題曲コーナー・1983年7月11日)にそれぞれ初出演を果たし、その後前者では9位・10位、後者では8位・10位と、ともに2週ずつランクインしました。なお『ザ・トップテン』出演映像は、2011年にリリースされたボーカルの杉山清貴さんと作曲の林哲司さんのコラボレーションアルバム『REUNITED』に特典映像として収録され、まだサングラスをかけていない、細い高音だった時代の杉山さんの姿を、杉山さんの描いたオメガトライブのメンバー全員のイラストとともに観ることができます。

 作詞・康珍化さん、作編曲・林哲司さんのコンビは、この曲のヒットと前後して、上田正樹さん『悲しい色やね』、杏里さん『悲しみがとまらない』、中森明菜さを『北ウイング』(この曲を聞いた中森明菜さんサイドからの指名と言われます)など各アーティストの代表作となるヒット曲を連発。作曲の林さんは筒美京平さんや芹沢廣明さん(チェッカーズ初期楽曲の作曲を担当)らを抑え、1984年度の作曲家セールス第1位になっています。また、林さん自身も1988年にリリースした自らのアルバム『TIME FLIES』でカバーしています。 1983年9月21日発売のファーストアルバム『AQUA CITY』の1曲目に収録されています。その後も企画アルバム『カマサミコング・DJスペシャル』、ベストアルバム『SINGLE'S HISTORY』などに収録された他、杉山清貴さんのソロアルバム『Hula moon sessions』や『I AM ME』ではアレンジを一新したセルフカバーバージョンを聴くことができます。 1985年10月4日~12月24日に行われた解散ライブである『FIRST FINALE』ツアーでは、セットリストの最後を飾る曲として演奏されました。そのライブの模様はYouTube上にあるバップのオフィシャルサイトで公開されています。 ライブバージョンも、上記の解散ツアーを収録した『LIVE EMOTION』の他、デビュー10周年を記念した杉山のソロライブアルバム『I WANNA HOLD YOU AGAIN』、同20周年を記念した再結成ライブを収録したDVD『FIRAST FINALE2』、同35周年を記念した再結成時のライブアルバム『The open air live “High & High 2018”Complete』などに収録されている他、アマチュア時代の同バンドのキーボーディスト・千住明を迎えたコンサートを収録したDVD『Symphonic Concert』ではオーケストラバージョンを聴くことができます。


 当初はファーストアルバム『AQUA CITY』に収録されている「海風通信」がデビュー曲候補でしたが、プロデューサーの藤田浩一さん(所属事務所、トライアングル・プロダクション社長)

により「これも悪くないけどもう1曲書いてくれないかな。もうちょっとドメスティックなメロディー、泣き(哀愁感)のあるものにしてほしいんだよね」と依頼され、書き上げたのがこの曲。

 

 デビュー当初の杉山さんはサングラスを掛けていなかったのですが、その後、間もなくして常に黒いサングラス姿でメディアに登場しています。これはデビュー間もない頃、ライブの前に痛飲して顔が腫れたため、それを隠すためでしたが、ファンからは好評だったことから継続。トレードマークのようになっていましたが、オメガトライブ時代、ザ・ベストテンにて『ふたりの夏物語』が第1位を獲得した際「サングラスを外した素顔で歌う姿が見たい」というファンからのリクエストに応え、トーク時にサングラスを外して歌いました。


 杉山清貴さん、声が綺麗ですよね。TUBEやサザンオールスターズも夏になると聴きたくなりますが、杉山清貴さんはその2大バンドの熱さとは異なる清涼感のようなものを与えてくれるような気がします。無理のない高音で、爽やかですね。



 


 

 



 





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