熱くなる主題歌

大映ドラマの主題歌。


主人公が運命の悪戯に翻弄されながら幸運を手に入れるといういわゆる「シンデレラ・ストーリー」。 


衝撃的で急速な起伏を繰り返したり、荒唐無稽な展開。 「この物語は…」の台詞でオープニングに挿入され、ストーリーの最中では一見冷静な体裁をとりつつ、時に状況をややこしくするナレーション。


 出生の秘密を持つキャラクターの存在。


 感情表現が強烈で、大げさな台詞。


物音を誇張する。 


これらの独特な演出から、他の制作会社のドラマと区別する意味で「大映ドラマ」と呼ばれていました。 大映ドラマには原作を持つ作品も多いですが、いずれも原作をとどめない程改変されています。『不良少女とよばれて』の原作者である原笙子さんはドラマの内容を知って愕然とし、本編をまともに見ることが出来なかったというエピソードが残っています。 ドラマのキャラクターも、少女あるいは青年女性を主人公にした作品が多かったり(例外:『スクール☆ウォーズ』)、当初は不良で荒廃していたが、生来の力強さで成功・成長するキャラクターが特徴的。同じ時期の他の作品では、『おしん』や『小公女セーラ』に近い作風になっています。


バブル期のトレンディドラマと入れ代わるように終わって行きました。ちょうど、僕は小学生の頃。アニメか歌番組か大映ドラマを観て育ちました。まあ、今では放送難しいでしょうし、今観ると失笑もしそうですが、80年代はこれがウケたんです。松村雄基さんや伊藤かずえさんは、このイメージ以外の役作り、苦労したでしょうね。














 

 



 

 



 

 

 

 

 

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