〈1996年のベスト20〉
1位 Mr.Children:「名もなき詩」
2位 globe:「DEPARTURES」
3位 久保田利伸 with NAOMI CAMPBEL:「LA・LA・LA LOVE SONG」
4位 スピッツ:「チェリー」
5位 Mr.Children:「花 -Mémento-Mori-」
6位 スピッツ:「空も飛べるはず」
7位 サザンオールスターズ:「愛の言霊 〜Spiritual Message」
8位 華原朋美:「I'm proud」
9位 安室奈美恵:「Don't wanna cry」
10位 安室奈美恵:「Chase the Chance」
11位 B'z:「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜/MOVE」
12位 B'z:「Real Thing Shakes」
13位 安室奈美恵:「You're my sunshine」
14位 松田聖子:「あなたに逢いたくて 〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう」
15位 PUFFY:「アジアの純真」 16位 PUFFY:「これが私の生きる道」
17位 MY LITTLE LOVER:「ALICE」
18位 JUDY AND MARY:「そばかす」
19位 ZARD:「マイ フレンド」
20位 セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー:「TO LOVE YOU MORE」
1996年(平成8年)、僕は21歳、東京生活3年目。
2月19日付のオリコンシングルチャートで、Mr.Children『名もなき詩』が、1週間で約120万枚を売り上げ、シングル1週間売り上げ当時歴代1位となりました。
4月 - 4月15日付のオリコンシングルチャートで、小室哲哉の作品(安室奈美恵『Don't wanna cry』、華原朋美『I'm Proud』、globe『FREEDOM』、dos『Baby baby baby』、trf『Love&Peace Forever』)が、1位~5位を独占しました。
小室哲哉さんの勢い凄かったですね。globeの1stアルバム『globe』は、オリコンにおいて、初週(集計された日は発売日の3月31日のみ)と2週目でそれぞれ100万枚以上を売り上げ、発売2週目で売上200万枚を突破、5週目には300万枚を突破する。いずれも当時の最速記録。また、2週目の売上としては歴代最高となる105万枚を記録。1996年5月、当時オリコンにおけるアルバムの歴代最高売上記録を保持していたMr.Childrenの4thアルバム『Atomic Heart』の累積売上343万枚を突破して記録を更新。1996年6月、日本レコード協会から4ミリオンの認定を受けた最初の作品となりました。1997年2月にはオリコン史上初となるアルバムセールス400万枚を突破しました。
6月には華原朋美さんがファーストアルバム『LOVE BRACE』を発売し、初のオリコン首位を獲得とともに、ファーストアルバムの歴代最高初動売上を記録(後に宇多田ヒカルさん、倉木麻衣さんが更新)。同作は257万枚の売上を記録しました(オリコン調べ)。
7月には安室奈美恵さんのセカンドアルバム『SWEET 19 BLUES』がリリースされ、トリプルミリオンセールスを記録。同アルバムは初回出荷305万枚と当時の日本記録を樹立するなど、10代の歌手としての記録も次々と塗り替えました。1996年 - 1997年、茶髪のロングヘアー・ミニスカート・細眉・厚底ブーツなどといった彼女のファッションスタイルや髪型、メイクなどに憧れる若い女性たち、いわゆる"アムラー"が大量発生した「アムラー・ブーム」を巻き起こし、社会現象となりました。僕は今、考えると、安室奈美恵さん、R&Bに路線変更してからの方が好きで、ラストツアーも参加してきたんですが、この当時の曲もやってくれて感慨深いものがありました。
久保田利伸さんや、松田聖子さんの久々の大ヒットも嬉しかったなあ。ドラマ主題歌とはいえ、セリーヌ・ディオン、1位になったし。