〈1994年の年間ベスト20〉
1位 Mr.Children:「innocent world」
2位 広瀬香美:「ロマンスの神様」
3位 篠原涼子 with t.komuro:「恋しさと せつなさと 心強さと」
4位 B'z:「Don't Leave Me」
5位 中島みゆき:「空と君のあいだに/ファイト!」
6位 松任谷由実:「Hello, my friend」
7位 trf:「Survival dAnce 〜no no cry more〜」
8位 大黒摩季:「あなただけ見つめてる」
9位 trf:「BOY MEETS GIRL」
10位 WANDS:「世界が終るまでは…」
11位 藤井フミヤ:「TRUE LOVE」
12位 福山雅治:「IT'S ONLY LOVE」
13位 藤谷美和子・大内義昭:「愛が生まれた日」
14位 CHAGE&ASKA:「HEART/NATURAL/On Your Mark」
15位 Mr.Children:「CROSS ROAD」
16位 尾崎豊:「OH MY LITTLE GIRL」
17位 中山美穂:「ただ泣きたくなるの」
18位 DEEN:「瞳そらさないで」
19位 DREAMS COME TRUE:「WINTER SONG」
20位 大黒摩季:「夏が来る」
1994年(平成6年)は僕は19歳、職業訓練のために東京に3年間住むことになります。
バブルは崩壊して、不景気だと言われているのに、CDは売れてましたね。僕もコンビニ感覚でシングルCDは買ってました。上位20曲すべて持っていました。
凄くキーが高い歌手が人気でしたね。みんなカラオケで一生懸命声を張り上げてました。
この年を中心に、日本語のラップソングが流行。EAST END×YURIの「DA.YO.NE」が注目を浴びた後、それを各地の方言に吹き変えたご当地版も相次いで発表されました。 B'z『The 7th Blues』が2枚組のオリジナルアルバムとして初のミリオン、売り上げ歴代1位となり、その後も記録を保持しています。暗黒時代なんて言われましたが、今聴いても名作、傑作だと思います。
桑田佳祐さんのアルバム『孤独の太陽』の収録曲であり、後に発売したシングル「祭りのあと」のカップリングとしてシングルカットされた「すべての歌に懺悔しな!!」の歌詞をめぐって、桑田さんと長渕剛さんが一触即発の関係になるなんてこともありました。
B'z、WANDS、ZARD、DEEN、大黒摩季さんなどのビーイング系アーティストが前年に続きヒットを出しました。 TMNが5月18、19日に行われたライブ『TMN final live LAST GROOVE』を最後に”プロジェクト終了(解散)”となりました。そして、trfの「survival dAnce 〜no no cry more〜」がtrf及び小室哲哉さんプロデュース楽曲として初めてオリコン1位とミリオンヒットを達成しました。以降、小室哲哉さんプロデュースの楽曲が多数ヒットしました(小室ブーム)。
この年の暮れはマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が街で流れてましたね。まさか現在も愛されるスタンダードになるとは。
『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』が、フジテレビ系列で1994年10月17日から放送開始。ミュージシャンとダウンタウンのトークと歌という音楽バラエティ番組という新しい形態の番組で面白かったですね。まだダウンタウンも若かったので、同世代、ベテランのアーティストとのトーク面白かったです。番組終了時は若手ミュージシャン相手にダウンタウンがつまらなさそうに見えてました。