〈1986年の年間ベスト20〉
1位 石井明美:「CHA-CHA-CHA」
2位 中森明菜:「DESIRE -情熱-」
3位 少年隊:「仮面舞踏会」
4位 KUWATA BAND:「BAN BAN BAN」
5位 渡辺美里:「My Revolution」
6位 小林明子:「恋におちて -Fall in love-」
7位 中森明菜:「ジプシー・クイーン」
8位 KUWATA BAND:「スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)」
9位 チェッカーズ:「OH!! POPSTAR」
10位 河合その子:「青いスタスィオン」
11位 チェッカーズ:「Song for U.S.A.」
12位 荻野目洋子:「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」
13位 新田恵利:「冬のオペラグラス」
14位 国生さゆり with おニャン子クラブ:「バレンタイン・キッス」
15位 KUWATA BAND:「MERRY X'MAS IN SUMMER」
16位 TUBE:「シーズン・イン・ザ・サン」
17位 うしろゆびさされ組:「バナナの涙」
18位 1986 OMEGA TRIBE:「君は1000%」
19位 斉藤由貴:「悲しみよこんにちは」
20位 小林旭:「熱き心に」
1986年(昭和61年)は、小学校5年、僕は11歳でした。まず、TBS系テレビドラマ『男女7人夏物語』の主題歌に起用された石井明美さんの『CHA-CHA-CHA』強かったですね。 第28回日本レコード大賞で新人賞を受賞。翌1987年春開催の、第59回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用されました。
おニャン子クラブが毎週のように本体、派生ユニット、ソロでシングルを出し、毎週のように上位に入ってましたね。前年の12月に少年隊が満を持してレコードデビュー。年明けは爆発的なヒットになりました。ちょっと、トシちゃん、マッチ、シブがき隊が低迷しかけていたので、ジャニーズの最高傑作としてのデビューでファンも待ち受けていたのかもしれませんね。ジャニーズではないけど、チェッカーズもちょっと勢いが止まってきたかなあ。
松田聖子さんは結婚で産休中、ライバルと言われていた中森明菜さんは大きく飛躍しましたね。『DESIRE』『ジプシークイーン』『Fin』いろんな女性像を見せてくれました。ちょっと『DESIRE』のセンスは脱帽です。中国の若者があれを真似しているのだとか。暮の賞レースでは『DESIRE』を耳タコになるほど聴きました。しかし、あの衣装のセンスは驚きました。その後も楽曲によって大きく変わる衣裳はかつての沢田研二さんを彷彿させるようでした。第28回日本レコード大賞 大賞で2連覇を達成しました。
この年の岡田有希子さんの件は残念でした。