https://youtube.com/watch?v=sJqWJtenNzI&feature=shared
『THE HIT PARADE』は、B'zのギタリスト松本孝弘さんが、「TAK MATSUMOTO」名義でリリースした6作目のアルバム。2003年11月26日発売。
松本は、1996年に洋楽カバー・アルバム『Rock'n Roll Standard Club』をリリースしましたが、本作は邦楽カバー・アルバムとなっています。
元々『Rock'n Roll Standard Club』に取り掛かっていた頃からいつか邦楽カバーもやりたい想いがあったといいます。松本さん自身が感銘を受けた楽曲がジャンルを問わずセレクトされています。主に昭和40年代〜昭和50年代の楽曲が多くなっています。サウンドは打ち込み主体の曲が多くなっています。
レコーディングはB'zの活動の合間をぬって、2002年から2003年頃に行われました。25曲レコーディングしたものから厳選した17曲が収録されています。主にGIZA studio所属の女性ボーカリストをフィーチャーしています。 本作は、B'zデビュー15周年の一環としてリリースされたこと、カバーブームだったこと、収録曲がドラマの挿入歌として使われたことなどから、12月8日付のオリコン週間アルバムチャート最高位2位となり、カバー集としてはヒット作品になりました。 ジャケットは漫画絵になっていて、街並みの中で松本さんも含めた参加アーティスト全員が載っており、店の看板などに曲名が書かれています。これは、ハウリン・ウルフのアルバム『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』に倣っており、信号機にぶら下がっている坂井泉水さんの絵はZARDのシングル曲「Don't you see!」に使用されたジャケット写真のオマージュ。
アルバム発売日に放送されたテレビ朝日系『徹子の部屋』に松本さんが初出演しました。 B'z関連の作品は松本・稲葉のソロを含めほとんどがデジタル配信でのリリースも行われていますが、本作は配信リリースが行われておらずCDでしか販売されていません。
あっと驚くメンバーが揃っていると言われていましたが、蓋を開けてみると、ビーイング関連の歌手ばかりでしたね。稲葉さんのジュリーはかっこいいし、坂井泉水さんの『異邦人』はミステリアス、倉木麻衣さんの百恵さんはクールでそれぞれ、良いんだけど、違和感もありました。ちょっと松本孝弘の色が強いということがあったからかも。まあ、
TAK MATSUMOTOのアルバムだからそれは仕方ないのかな。
第2弾が出るそうで、今回はどんなメンバーが集まるのでしょうね。ビーイング、GIZA内でやるとしても、当時とはかなりメンバー変わってるはずですね。ちょっとレコード会社の垣根を越えてやってほしい気もしますが。