https://youtube.com/watch?v=cO-_vJMlJl4&feature=shared


 1996年7月8日発売。4作目のシングル。発売初週となる1996年7月22日付のオリコン週間シングルチャートでは週間4位を記録し、L'Arc〜en〜Cielとして初となる週間シングルチャートTOP10入りを果たしています。L'Arc〜en〜Cielは、再発作品を除き、本作から最新シングルに至るまでオリコン週間シングルチャート連続TOP10入りを継続しています。

 フジテレビ系番組『猛烈アジア太郎』エンディングテーマ、及び日本テレビ系番組『ミュージックパーク』エンディングテーマ。

 

 hydeは「今の僕のことです」と本作発売当時のインタビューで語っています。4thアルバム『True』にはアルバムバージョンとなる「"True" Mix」としてこの曲を収録しています。アルバムに収録されたバージョンでは、シングルバージョンを手掛けたレコーディング・エンジニアとは異なるエンジニアを起用していまし。このアルバムミックスについてtetsuyaは「僕、(アルバムバージョンを手掛けた)このエンジニアの人の低音の感じとか好きで。すごく響くんですよね。だから、そういうところをこの曲でも出してくれたらなと思ってたんですけど、すごくよく出してくれて。シングルとはまた違ったよさを引き出してくれてるんじゃないかと思います」と語っています。また、このアルバムミックスではミックス変更以外に、イントロのギターをカットし、一部ギターのリテイクも行っています。

 hydeがこれまでに手掛けてきたリリックと比べ、本作に収録された楽曲は比較的にポジティブな歌詞が綴られています。これはhydeの作詞作業に対する姿勢の変化が大きく影響しており、hydeは「アルバム『heavenly』の頃とか、詞を書いててつらかったんですよ。もう、吐きそうな気分で書いてたり。そういうのが嫌になったし、なんかスッキリしないなって思って。もちろんこれまでの詞を否定するつもりもないし、ウソついてたつもりもないけど、今、僕が書きたいのはこういう前向きの詞なんです」と本作発売時に受けた音楽雑誌のインタビューで語っています。そのためhydeは、本作を「自分の殻を壊した詞を作りたいなと思ってて、その第1弾がこの作品」「僕にとっては愛にあふれた作品」と表現しています。

 確かにこの辺りから以前の耽美で幻想的な雰囲気は減退したなと感じていました。明確に変わったように思えたし、分かりやすかった、ポップになったぶん、ヒットチャートに挑戦しようとしているのかなとも想いました。実際にブレイクした形となりました。



 

 



 

 





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