https://youtube.com/watch?v=895bzsPG4pQ&feature=shared


 1949年9月10日に発売された美空ひばりさんのシングル。前作『河童ブギウギ』はB面の収録だったため、本楽曲がひばりさんにとってA面デビュー曲となりました。

 同年10月に公開され、当時12歳にしてひばりさんが自身初の主演を務めた映画『悲しき口笛』の主題歌。 当時、45万枚程を売り上げ、ひばりさんにとって初めてのヒット曲となりました。本楽曲はひばりさんにとって出世作となり、ひばりさんは本楽曲のヒットにより一躍有名になりました。また、本楽曲の売り上げ枚数は美空ひばりさんの全シングル売り上げランキングの第10位となっています。1998年時点でのシングル(アナログ盤とCDの合計)売上は日本コロムビア調べで90万枚(概数)。2019年に日本コロムビアが公表した累計売上枚数は110万枚で、ひばりさんの楽曲の中で累計売上枚数第9位。 


 映画『悲しき口笛』はひばりさんの故郷である横浜市が舞台になっており、主題歌の本楽曲も横浜が舞台になっています。 発売当時の映画の中で本楽曲を「シルクハットに燕尾服」で歌っている姿は「天才少女歌手」と呼ばれていた頃のひばりさんを代表するものとしてよくテレビ等で取り上げられています。また、2002年にはひばりさんが幼い頃通っていたという横浜市中区野毛にある「松葉寿し」の店先に、「悲しき口笛」のひばりをモデルにしたシルクハットに燕尾服の姿の銅像が建立されました 。


 この曲はひばりさんが亡くなられた時、かなりテレビで流れていて、とてもシンプルなメロディだったので、すぐ覚えました。後の重厚感のある歌い方とは違っていたのも衝撃でした。

 年齢を重ねるとどうしても歌い方に癖がついたり、節回しを変えてみたりする歌手も多いですが、ひばりさんは、当時に忠実に少女の声で歌唱していたのを覚えてます。さすがに40過ぎて12歳の声は無理ですが、テクニックが抜群ですね。


 

 




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