https://youtube.com/watch?v=JxPj3GAYYZ0&feature=shared
1992年1月発売。クラプトンは映画『ラッシュ』のサウンドトラックを担当し、その主題歌としてこれをリリースしました。
1992年に全米シングルチャート第2位を記録。また1993年には第35回グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の3部門を受賞しました。この模様を収録したライブ・アルバム『アンプラグド〜アコースティック・クラプトン』も3つのグラミー賞を受けました。 『ローリング・ストーン誌が2004年に選出したオールタイム・グレイテスト・ソング500』に於いて、353位にランクイン。 1997年には、『ダイアナ・トリビュート〜ダイアナ元英皇太子妃追悼アルバム』にこの曲が提供されたことで、日本でシングルが再発されました。
この曲は、息子の死を悼んで作られた歌。
1986年8月、クラプトンはイタリア人女優ロリ・デル・サント(Lori Del Santo)との間に息子コナー(Conor)を授かります。彼は自分によく似た息子を大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていました。
ところが、1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが、母親の自宅(アパートの53階)の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた階段の踊り場の窓から転落し、亡くなりました。 このあまりにも悲劇的な事態に大変ショックを受け、クラプトンは自宅に引き篭もってしまいました。彼が再びドラッグと酒の世界に舞い戻ってしまうのでのはないかと多くのファンが懸念しましたが、コナーに捧げる曲を作ることでその悲しみを乗り越えることに成功しました。そして同年、親友ジョージ・ハリスンを十数年ぶりにツアー活動に復帰させ、クラプトンは自分のバンドと共にハリスンのバックを務め、音楽シーンに本格的に復帰しました。
歌詞の訳詞を見ていると泣けてきますね。(普通の)親だったら、子供に先立たれたりしたら、狂ってしまうほど悲しいと思います。クラプトンはそれを乗り越えて生きる決意をしたのですね。
アンプラグド音源の方が有名なのかな?でも、スタジオ音源も素敵です。