https://youtube.com/watch?v=mf-RrGndfC8&feature=shared


 1994年10月26日発売。通算10作目のシングル。オリコン週間34位。

 5thアルバム『空の飛び方』からのリカットシングル。ニッポン放送『伊集院光のOh!デカナイト』のオープニングテーマに使用されました。

  この曲は、草野マサムネさんが宮沢りえさんの『ドリームラッシュ』をミュージックステーションに出演した際に歌唱している映像をビデオで見ながら大切な所を擦っていて気持ちが良くなった時に曲のアイデア、発想がひらめいたのがきっかけで勢いで曲を制作しました。

 1989年(平成元年)〜1994年(平成6年)までの5年間の平成前期のヒット曲の総決算と言える明るくポップでポジティブな曲になるように笹路正徳さんとスピッツでアレンジを施しました。 アルバムのレコーディング後半に、草野さんが「中くらいの曲」と一緒に「速い曲」として持ってきた曲。「中くらいの曲」とは同アルバム収録の「たまご」のこと(実際のテンポは「たまご」の方が速い)。 当初はシングルカットの予定はなかったものの、ラジオでの評判がよかったためシングルカットされました。カップリング収録の「恋は夕暮れ」も同アルバムからのリカット曲。 この曲のPVでメンバーが寝転がっているロケ地は、朝日新聞社の屋上ヘリポート。 2017年にMBS/TBSドラマ『伊藤くん A to E』の3・4話エンディングテーマとして「スパイダー」が起用。


 歌詞が怖いとか、エロいとか、誘拐の歌だとかいろんな解釈がある曲ですね。「青い車」もこの後の「ロビンソン」もリスナーに委ねる感じです。深く考えると確かにエロスを感じるような気もしますが、草野マサムネさんの爽やかな歌声がその妖しい歌詞を中和してしまうのですよね。

 闇や死の匂いを感じるのに、ぼんやりと夢の中(悪夢ではない)にいる感じというか。桃源郷にいる感じ?ある意味、宮沢賢治のように文学的だなと思いました。輪廻転生を歌っているようにもとれる。


 「空の飛び方」、当時、聴きたおしてました。売れたからとかじゃなくて、寮生活で、「スピッツって良いから聴いてみな」って感じで広まったのです。「ロビンソン」が売れる前から。



 

 


 

 





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