https://youtube.com/watch?v=iER-NZ7GoM8&feature=shared


 レコード盤は1976年11月21日発売。1993年(1月25日発売)にドラマ『高校教師』主題歌に起用され、CDが約90万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。オリコン週間5位。

 森田童子さんは、1970年代を中心に活動していた女性シンガーソングライター。その時代のライブハウスや小劇場などのアングラ文化のフィールドで活動していたアーティストであったため、一部には熱烈なファンを持っていましたが、一般的・商業的には大ヒットを飛ばすこともなく、1983年に引退しました。 もともとこの曲は、1976年にLPレコードとして発表された2ndアルバム『マザー・スカイ』に収録されていたものであり、同年にシングルカットされてEPレコードでも発売されています。 元はピアノによる弾き語り曲でしたが、レコード版では石川鷹彦さんのギターやストリングスなどによって、よりエモーショナルでもの悲しい雰囲気が強調されています。 この曲が、1993年の野島伸司脚本によるテレビドラマ『高校教師』の主題歌に使用されたことで、一躍脚光を浴びることとなりました。引退して10年後に、そのテーマによって物議を醸したドラマの主題歌となったことで、すでに引退していた森田本人も予想しない形でリバイバルヒットとなりました。 このヒットをきっかけにベスト盤の発売が企画され、またオリジナルアルバムもすべてCD化されました。1988年に初期の作品4枚は既にCD化されていましたが、1993年にはすでに廃盤となっていたため、改めて全作品が再発売されました。 1993年のヒットを受けて復帰の要望もあったと言われるが、森田さん本人にはすでにその意思はなく、取材にもほとんど応じなかったため、結局何の音沙汰もないままヒットしたことが独り歩きした状態となります。 2003年には再び「高校教師」がリメイクされ、同ドラマの主題歌に同じ曲が使われました。ただしその際は東芝EMI(現:ユニバーサルミュージックLLC)にレコード会社を移し、CCCDで発売されました。 2023年11月30日に「ぼくたちの失敗」を含む6曲のサブスクリプションサービスでの配信が解禁されました。


 『高校教師』は、1993年1月8日から3月19日まで放送された日本のテレビドラマ。脚本は野島伸司。主演は真田広之さんと桜井幸子さん。TBS系列「金曜ドラマ」枠で、毎週金曜22:00 - 22:54に放送されました。

 教師と生徒の恋愛・同性愛・強姦・近親相姦・自殺など、当時すでに問題となっていた「社会的タブー」を真正面から扱った作品として大きな反響を呼びました。「登場人物らの背景に何があるのか」「最終回の結末はどうなったのか」など、サスペンスの要素を織り込んだことも反響に拍車をかけました。 本作と同じく野島伸司脚本のTBS金曜ドラマ(22時台)枠で放送された、1994年の『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』、1995年の『未成年』と合わせて、一般的に「TBS野島三部作」と呼ばれます。


 これも今では地上波放送難しいのでしょうね。コンプラ、コンプラ言ってたら表現できなくなってしまいますけど。あまりそれがキツくなかった当時の若者は立派な大人になっている人間が大多数なのでね…ネットが普及したという大きな違いはありますね。



 

 



 



NO MUSIC&SONG, NO LIFE - にほんブログ村