1997年2月13日発売。井上陽水奥田民生の1作目のシングル。オリコン週間10位。累計売上24万9,280枚。サッポロビール<生>黒ラベルCMソング。
井上陽水さんの息子が聴いていたユニコーンの「雪が降る町」の歌詞を陽水さんが気に入り、奥田さんにその歌詞を書き写した手紙を送ったことが出会いのきっかけ。その後、小泉今日子さんの「月ひとしずく」やPUFFYの「アジアの純真」などの共作を経て、自然発生的にセッションを重ね、結成に至りました。
作曲作業は合宿を行い、2人が別々の部屋で部分的に作成したものをやりとりしながら仕上げていく方法をとっています。一方が全体の作詞をし、もう一方が全体の作曲をした楽曲もあるのですが、クレジットは全て「作詞・作曲/井上陽水奥田民生」で統一されています。レコーディングは、奥田さんのレコーディングメンバーで行われ、そこに陽水さんが参加する形になりました。
奥田さんが2007年に「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」に出演した際には陽水さんも登場し、急遽「井上陽水奥田民生」としての出演になりました。余談ですが、新宿アルタ、閉店したのですね。僕も東京の知り合いを訪ねた際に待ち合わせに使いました。
井上陽水奥田民生に話を戻して、歳の離れたこのふたり、ほのぼの、ゆったりした感じでレコーディングしたのだろうなと想像してしまいました。
今年に入ってから、ゆっくりですが、井上陽水さんのアルバムを集めていましたが、井上陽水奥田民生の『ショッピング』にたどり着きました。その結果、奥田民生さんも遡りたくなっています。