https://youtube.com/watch?v=0habxsuXW4g&feature=shared


 『MIMI』(The Emancipation Of MIMI)は、2005年4月12日に発売されたマライア・キャリーの10枚目のスタジオ・アルバム。全米1位。オリコン週間2位。

 

 2000年代以降続いていた低迷期の中で発表された本作は、前作『チャームブレスレット』までの囁くような歌い方に加え、90年代のような張りのあるヴォーカルと、低音から高音まで自由自在に操る本来の歌唱力を取り戻し、The Return of the Voiceと言われるほどの完全復活を遂げました。 全米アルバムチャートでは初登場1位を獲得、返り咲き1位を含め、22週間トップ5内にとどまりました。その後も、再度トップ5に返り咲くまで、31週間トップ20にランクインするというロングヒットを記録し、チャートには通算74週入りました。 売り上げはアメリカだけで約600万枚、全世界では約1,000万枚を超えるダイヤモンド・アルバムとなり、2005年の全米年間アルバムチャート1位を獲得しました。 イギリスでも最高位7位ながら、50週チャートインするロングヒットになりました。 また、第48回グラミー賞最多の8部門ノミネートを始め、多くの音楽賞で賞を獲得しました。 アメリカでは、2005年11月15日に新曲やDVDを加えた『Ultra Platinum Edition』が発売された(日本では2006年1月18日に国内盤『MIMI~プラチナ・エディション』を発売)。 『ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において389位に選ばれています。


 『バタフライ』あたりから始まったヒップホップ路線(あまり期待してない露出が増えました。彼女に求めてるのは歌声)と囁くような歌い方がどうにも好きになれなかったのと、『チャームブレスレット』は頑張っているけど、声が荒れていて、もうこのまま低迷してしまうのかなって思ってましたが、この時は、見事な復活劇でした。ソウルやゴスペル風の古き良き清楚な歌もありつつ、最新の音をちゃんと取り入れて、声の張りも戻っているように感じました。

 その後、世界的にCD自体が売れなくなるなってきたこともあるかもしれませんが、また、あたらしいマライア・キャリーを打ち出せずにいるような。もう、新作で全米1位を狙おうとも思っていないのかな。しかし、集計方法が変わったとはいえ、「恋人たちのクリスマス」が毎年ホリデーシーズンになると1位に送り込んでますね。



  


 


 

 



 

 


 



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