https://youtube.com/watch?v=0lM4VeI4oNU&feature=shared


 2016年11月16日に発売されたベストアルバム。オリコン週間2位。

 1996年に発売された『大吟醸』以来20年ぶりのベスト・アルバムであり、2000年以降にリリースされた全162曲から選ばれました。また、収録された12曲のうち8曲がタイアップ曲や他アーティストへの提供曲。 タイトルである『前途』は「懐かしがらない」、「前だけを見る」という思いを込めて名付けられています。中島みゆきさんの作品史上初の本人による全楽曲ごとのライナーノーツが封入されています。

 収録されたのは、日本全国に感動を巻き起こし、今や中島みゆきの代名詞ともなっている「地上の星」、「麦の唄」の『NHK紅白歌合戦』歌唱曲。数々のアーティストに提供した楽曲の中から、チャート1位獲得の「宙船(そらふね)」と、ももいろクローバーZの「泣いてもいいんだよ」のセルフカバー曲。人気アパレルブランドのCM曲として宮崎あおいさんが歌唱し、若い世代にメッセージを投げかけた「Nobody Is Right」。中島みゆきさんがライフワークとして精力的に取り組んできた言葉の実験劇場『夜会』の最新作『夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」』から、クライマックスの歌唱で感動を呼んだ「India Goose」。また、過去の『夜会』公演を纏め新たに演出・構成された特別なコンサート『夜会工場』から生まれた「産声」など、多彩な曲が収められた。 そして、「中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』」の最後を締める曲は、これから続く旅を歌った「ヘッドライト・テールライト」。 いずれの楽曲も、回顧的にならず前だけを見ようという意思が込められ、あえて2000年以降にリリースされた全162曲から選りすぐられました。


 昭和だった頃は、「失恋」や「別離わかれ」を描いた曲が多かった中島みゆきさんですが、生きる人々の背中を押し、寄り添う曲を集めたベストアルバムを出すなんて想像できなかったですね。僕は中島みゆきさんに出会ったのは、『歌でしか言えない』とか『EAST ASIA』とかスケールの大きな曲が入り始めた頃だったので、後から遡って『愛していると云ってくれ』や、『生きていてもいいですか』を聴いた時は衝撃的でした。初期のこのあたりの楽曲も今は素晴らしいなと思っていますが。後、ラジオDJとしてのみゆきさんのキャラクターとのギャップも驚きでした。しかし、それら全てを含めて“中島みゆき”なのですよね。

 80年代の終わりから90年代初頭、よく比較される松任谷由実さんが爆発的に売れてましたが、ぼくはそちらには何故か興味がわかず、中島みゆきさんを聴いていました。



  


 


  


  



 

 



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