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 『EXPO』は、TMNにリニューアルしての第二弾アルバム。(TM NETWORKからの通算では8作目のアルバム)。1991年9月5日発売。オリコン週間1位。売り上げ枚数は64.8万枚。


 前作『RHYTHM RED』(1990年)よりおよそ1年ぶりにリリース。作詞は小室哲哉さん、木根尚登さん、宇都宮隆さんの他に脚本家の坂元裕二さんが参加しており、作曲は小室さんおよび木根さを、宇都宮さんが担当、プロデューサーは小室さんの他に明石昭夫さん、ゲイリー・ライトが就任しています。 レコーディングは同年に日本国内で行われ、ハリー・ニルソンの作品に参加した事で知られるミュージシャンのゲイリー・ライトが参加しています。アルバムタイトルが示す通り、ハウス、フォーク、ヘヴィメタル、ラテン音楽、歌謡曲、ボサノヴァ、プログレッシブ・ロックなどあらゆる音楽ジャンルを網羅した作品となっています。 先行シングルとしてリリースされ、カメリアダイヤモンドのコマーシャルソングとして使用された「Love Train」および「We love the EARTH」を収録しています。また本作の後にリリースされたシングル「WILD HEAVEN」は(コンセプトとしては「TM NETWORKパビリオン」として)本アルバム収録予定だったのですが、カップリング曲の「Dreams Of Christmas」同様、曲順を変更してもボーナストラック的になってしまい、アルバムの雰囲気と合わないとの理由で収録を見送られたというエピソードがあります。さらに「WILD HEAVEN」が未収録となったため、本アルバムには小室みつ子さんによる作詞曲は未収録となりました。 オリコンチャートでは最高位1位を獲得し、売り上げ枚数は約65万枚と前作を上回る結果となりました。同年9月1日より本作を受けてのツアー「Tour TMN EXPO」が敢行され、翌1992年には追加公演となる「TMN special event パーティーパビリオン」および「TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOU」、「TMNフォーク/メタル・パビリオン」が敢行されました。 

 

 本作発売後、1991年11月に「WILD HEAVEN」、1993年9月に「一途な恋」、1994年4月に「Nights of The Knife」のシングルがリリースされた一方、アルバムはリリースされず、1994年にTMNはプロジェクト終了、それ以降小室哲哉さんの音楽プロデューサーやglobeでの活動や宇都宮隆さん・木根尚登さんのソロ活動等を経て、1999年の復活後、2000年末にTM NETWORK復活後初のアルバム『Major Turn-Round』迄オリジナルアルバムの発売はありませんでした。


 1曲1曲が「博覧会のパビリオン」のイメージを持つアルバム。レコーディングしていたスタジオの窓から月が見え、グランドピアノのあるスタジオに月明かりが照らされていた風景を見て「月とピアノ」という裏テーマが生まれました。 小室さんによると、今までのアルバムは無国籍風のサウンドでしたが、EXPOは東京の音楽であるといいます。


 そう言えば、小室哲哉さん、プロデューサーに専念してからはミリオンセラーを量産しましたが、TMではハーフミリオンを少し越えるくらいでしたね。チャゲアスとかB'zがミリオンを量産しているのに不思議でした。


 


 

 




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