https://youtube.com/watch?v=-HrxRpaou3A&feature=shared


 「X X X」(キス・キス・キス)は、2011年10月12日発売。38枚目のシングル。

 発売初週となる2011年10月24日付のオリコン週間シングルチャートでは、2008年4月に発表した「DRINK IT DOWN」以来約3年半ぶり通算21作目の首位を獲得。これによりL'Arc〜en〜Cielは、1990年代・2000年代・2010年代の「3つの十年代連続」でオリコン週間シングルチャートの首位獲得を達成したことになりました。なお、この「3つの十年代連続での首位獲得」は、ロックバンドとしてはサザンオールスターズ、B'zに次ぐ史上3組目の快挙となりました。

 エレクトロ隆盛以降のアメリカのR&Bを果敢に吸収したロック・ナンバー。この曲は、作詞・作曲を手掛けたhydeの意向により、「R&Bとメタルをくっつける」というコンセプトで制作が開始されています。hydeは、具体的なイメージについて「ロックじゃない音…例えばデスティニーズ・チャイルドみたいなのをロックにするとどうなるだろうなって、そのミクスチャーを考えてたんです」と本作発売当時に語っています。このように、企画性のある楽曲としてこの曲が制作されることとなりました。 今回R&Bとロック/メタルをミックスした楽曲を作ろうと思った背景について、hydeは「ある意味、ロックへのアンチテーゼというか…最近のロックと言われているものよりも、実はポップスやR&Bのほうがヘヴィだったりロックだったりするなって思うことが多くて。だからそこをあえてミックスしてロックとポップスの両立を目指そうと。言ってしまえばL'Arc〜en〜Cielっていうバンドでどういうカッコいいことができるか、自分の中で考えてプロデュースした感じです」と述べています。今回R&Bとロック/メタルをミックスした楽曲を作ろうと思った背景について、hydeは「ある意味、ロックへのアンチテーゼというか…最近のロックと言われているものよりも、実はポップスやR&Bのほうがヘヴィだったりロックだったりするなって思うことが多くて。だからそこをあえてミックスしてロックとポップスの両立を目指そうと。言ってしまえばL'Arc〜en〜Cielっていうバンドでどういうカッコいいことができるか、自分の中で考えてプロデュースした感じです」と述べています。また、hydeは本作発売年に受けたインタビューで、ポップスの中にロックを感じることがあると述べています。hydeは同インタビューでモーニング娘。が1999年に発表した楽曲「LOVEマシーン」を挙げ、ロックとポップスについて「ロックということに関しては、いろんな角度があるし、個人によって定義が違うと思うから、そういう意味で、すごく広い意味を持ってて、難しいけど…。でも、面白いなぁと思ったのは、もうだいぶ前になるんだけど、モーニング娘。が「LOVEマシーン」をリリースした時、ロックだなと思ったのを覚えてますね。こう…業界をなめた感じもあったし、ものすごく勢いもあった。はみ出してたんですよね。そういう意味では、曲がポップスであっても、ロックを感じる方法ってたくさんあるから、一概になんか…言葉にするのは難しい」と語っていまし。 なお、この曲は本作発売以降に開催したライヴにおいて、頻繁にセットリストに組み込まれる人気曲の一つとなっており、L'Arc〜en〜Cielの2010年代以降のライヴにおけるスタンダードソングとなっています。


 この曲の頃はもうあまりラルクを追うことはしてなかったのですが、ラジオで流れてきて、「おっ!」と思って久しぶりにCD購入に至りました。アプローチは違えど、ザクザクした音ではなく、洗練された耽美なラルクにやや戻った感じがしたので。この曲、ノンタイアップだったのですね。当時、よほど気に入ったのだと思います。

 

  年末の紅白歌合戦観て思ったんですが、やはりhydeは、THE LAST ROCKSTARSや、X JAPANよりもラルクの楽曲を歌う方が魅力的だなと思いました。松岡充さんや清春さんもそう。あれはあくまでも企画ということにとどめておいてほしいです。



 

 


 

 


 



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