https://youtube.com/watch?v=8ZZ1OLytpzs&feature=shared


 1977年5月21日発売。19枚目のシングル。オリコン通算5週1位。

 タイトルは1960年に公開されたフランス映画『勝手にしやがれ』に由来します。タイトルだけでなく、歌詞の内容もそれにちなんだ(映画の内容と関連はない)ものになっています。 テレビ番組で同曲を歌う際は、クリーム色のスリーピース・スーツで、歌いながら同じ色のソフト帽を投げるパフォーマンスが子供が学校で真似をするほど大きな話題を呼びました。 第28回NHK紅白歌合戦に出場した際、間奏中にジャケットを脱ぎ捨てようとしたところ、左袖が引っかかり脱げないというハプニング(衣装にパンクファッションを取り入れており、左腕に手錠をしていた)もありましたが、咄嗟の機転でジャケットを左肩にかけ、歌いながら脱ぎ捨てて生放送中のピンチを切り抜けました。 

 当時人気のあったTV番組、『8時だョ!全員集合』で志村けんさんにより本作の「勝手に」と、ピンク・レディーの『渚のシンドバッド』から半分ずつ拝借しタイトルにした「勝手にシンドバッド」というコメディーが演じられました。翌1978年にデビューしたサザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』は、このコメディーから拝借したもの。 前作『さよならをいう気もない』から続けて、のちにゴールデンコンビと言われるようになる、作詞阿久悠さんと作曲大野克夫さんが作った作品。曲の大部分がロックテイスト寄りですが、これは編曲の船山基紀さんが手を加えたからであり元々は、16ビートのバラード風の曲であった。 山口百恵さんの『プレイバックPart2』(翌1978年発表、作詞は阿木燿子さん)は、この曲のアンサーソングと言われている。2番の歌詞に「勝手にしやがれ」の出て行った女性の心情が強く表現されているとされています。


 オリコン週間チャートでは、ピンク・レディーの『渚のシンドバッド』と競合う形となったが通算5週にわたって第1位を獲得、年間チャートでは4位となりました。 オリコンでの売上げ記録は89万枚で、自身の『時の過ぎゆくままに』の92万枚に次ぎ、沢田研二さんの代表曲のひとつとなりました。


 第19回日本レコード大賞・大賞、第8回日本歌謡大賞・大賞 、第10回日本有線大賞・大賞 、第10回日本作詩大賞・大賞。


 この当時、まだ僕は2歳なのですが、映像がしっかりよみがえってきます。きっと家族団らんでテレビを観ていたからかもしれません。この頃は視聴手段がテレビ、レコードだったので、様々な世代の人が同じ曲を認知していたでしょうね。レコード大賞も納得です。


 気に入った最新の曲も記事にしようかなと思ってますが、何となく、年齢のせいか、最新の流行を追いかけることへの興味がいささか薄れた気がします。まずは、自分が生まれた頃あたりから更に昔へ遡ってみようかなと思いますので、興味ある方はお付き合いお願いします。



 

 


 

 





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