https://youtube.com/watch?v=EHIVIfYz4AY&feature=shared
『アトム 未来派 No.9』は、BUCK-TICKの20枚目のオリジナルアルバム。2016年9月28日にLingua Sounda/JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから発売されました。オリコン週間5位。
前作『或いはアナーキー』より約2年3ヶ月ぶり、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント復帰第一弾のオリジナルアルバムである。 アルバムタイトルは、収録曲の歌詞より今井寿さんが印象に残ったフレーズを抜き出して羅列したもの。早い段階で「『未来派』がテーマ」と今井さんは口にしていたといいます。ジャケットワークをどうするか話し合っていた時にいくつかキーワードが出て、その中に「アトム」「未来派」「No.9」があり、それがくっついてしまったとのこと。当初メンバーは突飛なタイトルに戸惑ったといいます。 櫻井敦司さんは本作を「明確な着地点を決め込まず、出てきたアイディアを素直に盛り込むことを意識した作品」と語ります。前年にソロ・プロジェクト"THE MOTAL"で活動したことにより、BUCK-TICKの間口の広さを改めて実感したといい、「自分の出来る範囲で面白いと思ったものは何でも取り入れようと思った。今までこれは僕の許容範囲じゃないと思ったことは絶対やらなかったけど、それを少し柔軟にして取り込んだ」という意識の変化があったといいます。星野英彦さんは「意外とコンセプチュアルな作品になった。バラエティに富んでるっていうより、最終的にTDが終わったのを聴いたら、すごく統一感のあるアルバムに仕上がったと思う。個人的には『十三階は月光』に通ずるものがある気がする」と分析しています。 初回盤のみSHM-CD仕様で、ブックレットと先行シングル「New World」のPVが収録されたBlu-ray / DVD、「New World」のハイレゾ音源無料ダウンロード・クーポンが封入されたスペシャルパッケージ仕様にてリリース。 ツアーファイナルの日本武道館公演、およびファンクラブ限定LIVE「FISH TANKer's ONLY 2017」では、アルバムタイトルにちなんで『鉄腕アトム』とのコラボレーション・グッズも発売されました。
革新的でエレクトロだけど、全体的にダークでどことなく歌謡曲のような風味もありますね。次の『No.0』と繋がっているような。2枚組で出しても成立したかも。『アトム 未来派 No.9』と『No.0』個人的には双璧で、BUCK-TICKでは好みです。
1番お気に入りの曲をあげるとしたら、『BOY septem peccata mortalia』かな。歌詞に七つの大罪がラテン語と日本語で登場します。「七つの大罪」とは、キリスト教において罪源(罪の根源)とされる「傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰」の7種類の欲望・感情・悪徳の総称。
♪ヨダレがもう止まんない オイシソウBaby 我慢なんて出来無い ケダモノだもん はしたなくてね ごめんBaby ガマンできないよう ケダモノだもん はしたなくてね ごめんBaby ガマンできないよう I Wanna be your Boy♪
櫻井さんの歌詞もぶっ飛んでていいですね。これ、歌う人によっては下品になってしまいますね、多分。あんなに美形なのに、人間の醜さ、カッコ悪さ、罪深さ、闇の奥底を歌っている。
サウンドもダンサブルでかっこいい。