https://youtube.com/watch?v=RTipNzw4CiI&feature=shared


 1976年3月1日発売。9枚目のシングル。オリコン週間3位。1978年の解散コンサート時点でのシングル売上は累計49万枚(CBS・ソニー調べ)。

 元々は前年4月発売のアルバム『年下の男の子』に収録されていた曲。アルバム収録曲のシングルカットは渡辺プロダクション所属の歌手の曲としては初の試みであったそうです。ただし、シングル化に当たってはアルバムバージョンのテイクにブラスがプラスされました。 シングル化に当たっての最大の功労者は、当時のプロデューサーの松崎澄夫さん。松崎さんは「春一番」を最初に聴いた時から次の年のシングルにしようと考えていて、シングルに向けて松崎さんが率先して渡辺プロダクションのスタッフの協力を求めてシングル化が実現しました。当時の渡辺プロダクションはチームで動いていたので、ファンクラブも含めた多くのスタッフの尽力によって達成した成果と考えて間違いありません。ちなみに、当時ホリプロに所属して山口百恵さんのディレクターであった川瀬泰雄さんは、キャンディーズが「春一番」をレコーディングしている時に隣のスタジオで山口百恵さんのレコーディングをしていましたが、スタジオで鳴り響いていた「春一番」を聞いて、松崎さんに「これ絶対良いよ、シングルにしようよ」と勧め、松崎さんも賛同していました。つまり、ずっと前からレコーディングスタッフと作詞・作曲の穂口雄右さんの中では「春一番」のシングル化の決意が決まっていました。 作詞は当初千家和也さんが行う予定でしたが、穂口さんがメロディを決定する際に仮に書いた歌詞を千家さんが評価し、正式な作詞も穂口さんが行うことになりました。 服部時計店のCMソングに起用されました。 

 キャンディーズが1976年の『第27回NHK紅白歌合戦』へ2年連続2回目の出場を果たした際に本曲を歌唱しました。


 この曲が出た時は、僕は0歳10ヶ月でしたので、当然、リアルタイムでは知りませんが、歌番組の回想VTR等でよく流れていて、良い曲だなと思っていました。サビも印象的ですが、とてもイントロがかっこいいですね。3人のハモリも素敵ですね。やっぱり歌番組では口パクは止めてもらいたいものです。


 カバーしているミュージシャンも多いですね。

 クリスタル・スリー(1978年) シングル「ディスコ ハートのエースが出てこない」のB面曲としてカバー。曲名は「ディスコ 春一番 (HARU ICHIBAN)」。歌詞は英語(訳詞:MITSU NANAMI、編曲:BETTY ROSS、MIKE THOMPSON)。サビの一フレーズのみ日本語で歌唱。 ワイルド・フラワーズ(1978年) シングル「ディスコ春一番 (SPRING FEVER)」でカバー。歌詞は英語(英語詞:シルビア・スミス、編曲:ジム・ローシー)。サビの一フレーズのみ日本語で歌唱しています。 ONCE UPON A TIME(1991年) アルバム『SPRING IS JUST AHEAD』でカバー[8]。 姜小青(1994年) サントリー烏龍茶のコマーシャルソングとして中国語でカバーされ、2003年発売のコラボレーションアルバム『烏龍歌集「チャイ」サントリー烏龍茶CMソングコレクション』に収録されました。 ウルフルズ(1996年) シングル「バンザイ 〜好きでよかった〜」のカップリング曲としてカバー。 ゆず(2001年)路上時代によく歌っていた曲。収録されているライブ音源は夏前ということで、オリジナルとは歌詞を一部変えています。 ライブアルバム『歌時記 〜ふたりのビッグ(エッグ)ショー篇〜』に収録。 いきものがかり(2007年) シングル「うるわしきひと/青春のとびら」のカップリング曲としてカバー。 たかはし智秋、今井麻美(2009年) アルバム『THE IDOLM@STER RADIO 歌道場』でカバー。 早見沙織、野水伊織、美名(2009年) アルバム『そらのおとしもの エンディングテーマ・コレクション』でカバー。 若旦那(2012年) シングル「俺が俺が〜世界中が敵になっても〜/春一番」でカバー。 上國料萌衣(アンジュルム)(2022年) 日本マクドナルドのCMソング。

 木枯らし一号が吹こうかという時期ですが、今日ドライブ中にキャンディーズ聴いてました。



 

 



 

 




NO MUSIC&SONG, NO LIFE - にほんブログ村