https://youtu.be/y4vzWSzNqZ0


 1999年3月3日発売。18枚目のシングル。オリコン週間5位。

 「PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99」の最中、ロンドンでのライブのリハーサル中に作曲を行い、その後ニューヨークでレコーディングされ、ツアーファイナルの1週間前にCDがリリースされました。ライブでの初披露は発売に先立つ1998年12月28日の「メカラ ウロコ・9」の最終曲としてであり、翌1999年内のツアーでは全公演でアンコールラスト(公演のトリ)に演奏されています。後に「メカラ ウロコ・9」で初披露された際に、吉井和哉さんは「青春そのものだったツアーのことや、イエローモンキーとファンの関係を歌っている」と語っています。ジャケットの筆で描かれた「SO YOUNG」の文字は吉井さんが執筆した。ジャケットの裏にある黄色の丸は、吉井さんが若年層の支持を上げるため、ハローキティの鼻を載せました。ただし、吉井さんは「黄色の丸について、当時のファンから特に質問もなかった」と語っています。 吉井さんは『So YOUNG―吉井和哉詩集』での「自身の楽曲の中で究極のラヴ・ソングは?」という質問と、「自分が死んだ時に流したい曲」という質問の両方にこの曲を選出し、後にこの楽曲を「俺にとってのTHE YELLOW MONKEYの解散ソング」、「バンドの遺影があるとすればこの曲の頃のアーティスト写真(ツアーファイナルの横浜アリーナで観客をバックにメンバーが肩を組んでいる写真)」とも語っています。

 テレビ朝日系『ニュースステーション』1999年3月度ウェザーテーマ。後にミュージック・ビデオの監督も務めた高橋栄樹さんの長編映画『trancemission』(1999年)の主題歌としても起用されました。2013年に行われた『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』のファン投票では6位を獲得しています。 歌詞は解散を示唆する内容とも取れますが、制作過程でそういった意図は一切含まれておらず、後に吉井さんは「なんで俺、"SO YOUNG"なんて曲を作ったんだろう」と振り返りまし。 アルバム『8』の本編ディスクには収録が見送られ、代わりに初回仕様のみ特典ディスクとして「MY WINDING ROAD」とともに収められました。このような収録形態となったのは、「第一期THE YELLOW MONKEY最後の曲だから、第二期に入ってはいけないんだ」と渋谷陽一さんが分析しています。


 若さゆえ、若気の至りの恋を歌っているようにも思えるし、意識していないと言っているものの、解散?バンドに対しての思い入れを歌っているようにもとれますね。『SPARK』や『LOVE LOVE SHOW』のようなキャッチーな曲中心に昔は聴いていたけれど、歳を重ねるごとにこの曲は染み入るようになりました。バンドの音、吉井和哉さんの表現力凄いですね。


 

  

 



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