https://youtu.be/oSqTaVzqPIk


 1985年2月21日。デビューシングル。オリコン週間6位。

 卒業ソングの代表曲のひとつ。発売から30年経った2010年代の時点でも人気があり、多くのJ-POPのアーティストにカバーされています。 発売前、斉藤由貴さんが前年(1984年)から出演していた明星食品「青春という名のラーメン」CMのイメージソングに決定すると、担当ディレクターの長岡和弘さんは、作詞・作曲にヒットメーカーの松本隆さんと筒美京平さんを起用。また編曲にはキーボード奏者で、新進気鋭のアレンジャーだった武部聡(武部聡志)さんを起用。長岡さんは、小林麻美さんのアルバム『CRYPTOGRAPH〜愛の暗号』での武部さんのサウンド・プロデュースを気に入り、本作の編曲に抜擢しました。長岡さんは楽曲を制作するにあたり、斉藤由貴さんがオーディションで歌った「夏の扉」「SWEET MEMORIES」(松田聖子さん)、「時をかける少女」(原田知世さん)、「待つわ」(あみん)、「悪女」(中島みゆきさん)の録音を、松本さんと筒美さんに聴かせます。由貴さんの歌を聴いた二人は、あみんの「待つわ」が心に響いたと意見が一致。「待つわ」のように、歌詞をきちんと伝えるような歌を作ろうということになります。 詞の世界を活かすために、本作は先に松本さんが歌詞を書き、そこに筒美さんがメロディーを付けるという形(詞先)で制作されます。すでに「卒業」というタイトルは決まっており、松本さんは歌の主人公が通う学校の風景や情景など、スタッフと議論を重ねながら、叙情的な詞の世界を完成させます。また完成時はサビの部分が「卒業式で泣かないと…」となっていましたが、レコーディングの際に筒美が「卒業式で泣かないと…」の前に「ああ」を入れようと提案。そのまま追加しレコーディングされました。

 同時期には菊池桃さん・尾崎豊さん・倉沢淳美さんも同名の「卒業」という曲をリリースしました。斉藤由貴さんの「卒業」と菊池桃子さんの「卒業」が1985年4月25日のザ・ベストテン(久米宏さん最後の司会の回)で同時にランクインしました。2人は別々の移動先から、2元中継(スタジオを含めると3元中継)の同時生放送で出演しました。その際、黒柳徹子さんから「同名の曲ということで相手のことが気になりますか」と問われ、菊池桃子さんが「そうですね」と答えたのに対し、由貴さんは「ええ。やっぱり同じ題名ですから」と答えました。


 子供心にうるうるした瞳が綺麗な人だなと思っていました。

 “卒業”。あまり良い思い出が無いですね。『ああ、やっと終わったか』みたいな。そんなに辛い学生生活でも無かったけど、不思議。

 一緒に卒業した友が今でも仲良くしてくれるのは嬉しいことだなと思います。


 

 


 

 


 



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