https://youtu.be/ehSA6i3jVzg
『B'z The "Mixture"』は、B'zが2000年2月23日にリリースした公認の裏ベスト・アルバム。オリコン週間1位。
通称「パール盤」。「パール盤」の意味は、以前にリリースしたベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』が、ジャケットの色からそれぞれ『金盤』『銀盤』と呼ばれており、そこにライオンが当時行っていた洗濯用洗剤「ブルーダイヤ」の金・銀・パール プレゼントキャンペーンに引っ掛けて「パール盤」となりました。「何故、銅盤では無いのか?」とインタビューで尋ねられた際に、松本孝弘さんは「下がっちゃうみたいじゃない?」、稲葉浩志さんは「3位みたいで嫌じゃない?」と答えました。 公認ベスト・アルバムシリーズの3作目に当たり、アルバムに未収録となっていたシングルの2nd beatや未発表曲、セルフカバーやリミックスなどを行った楽曲で構成された、文字通りの「混合アルバム」。 B'z自身はこのアルバムを「裏ベスト」や「B面集」といった呼び方はせずに「マスト・アルバム」と捉えています。また、他のベスト・アルバムと異なり、雑誌・ラジオ・テレビ出演と積極的にプロモーションを行っており、テレビ出演の際には本作を「ニューアルバム」と紹介していました。
本作は『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』同様スリーブケース仕様でありますが、1つはパッケージの裏に松本さん・稲葉さんの顔写真が載っており、モンタージュ風に2人の顔が混合されている物と、もう1つはアルバム名と曲名が書いてある細長い物と2種類あります。 初回生産特典としてB'zのロゴと松本さん・稲葉さんの顔写真がついたルービックキューブ「B'z CUBE」が付属していました。二次出荷特典としては、B'zの新旧ロゴが施された携帯電話用電磁波防止シール(計5種類)が封入されています。 本作の発売を記念して、発売同日にニッポン放送のラジオ番組『B'zのオールナイトニッポン〜Media Mixture〜』に生出演しました。同番組はインターネットでも中継され、同時アクセス数が14,600ストリームに達し、当時の日本記録を更新しました。 東急百貨店東横店(2020年3月31日閉館)の屋上に、本作PR用の巨大オブジェが設置されました。
「Mixture style」は新たにレコーディングされたもの。ドラムやベースの音が打ち込みから生音に変更されており、またほとんどの曲はギターの音が重くなっています。「だからその手を離して」のように大幅にアレンジされた曲もあり、初期の楽曲に施されています。 「Mixture mix」は既存の楽曲をリミックスしたもので、ほとんどの曲は左右の音の振り分けが変わっています。
このアルバムは、非公式ベスト・アルバム『Flash Back -B'z Early Special Titles-』に関係する複雑な権利問題の和解のために製作されたとも言われており、アルバムの原盤権はビーイングが保有し、発売元は「BMGファンハウス」(現・アリオラジャパン)のビーイング専用レーベルBERG レーベルからの発売となっています。裏ベストといわれながらも、過去の1st〜3rdアルバムの楽曲の再録が多いのはこのためでもあるとされます。しかしこのアルバムは公式ページのディスコグラフィにも入れられており、選曲には全て本人が関わっている公式アルバム。
B'zには、是非、またこういう企画をお願いしたいですね。◯周年ベストアルバムを出すと、どうしても被る曲があってどうしても新鮮味が薄れてしまいます。まあ、サブスクの時代になってしまいましたから、CDという括りでなくとも、配信ででも良いから。再録ベスト面白いかもしれませんね。例えばあまりライブでやらない『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』とか、ライブの定番『ZERO』なんか、今のB'zのレコーディングだったらどうなるのか聴いてみたい気がします。
そういえば、B'zがライブ音源のCDを出していないの、不思議ですね。(『Calling』の2nd beatだけ?)。
ライブといえば、B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-、9月23日のヤンマースタジアム長居、B'z PARTY先行当たりました。ぼっち参戦になりますが。実に28年ぶりのB'zのライブとなります。当時はまだインターネット等普及しておらず、まだB'z PARTYも入ってなかったけど、会員の知り合いに頭を下げて譲ってもらった思い出があります。