https://youtu.be/rYEDA3JcQqw


 『21』は、アデルの2枚目のスタジオ・アルバム。イギリス2011年1月24日発売。アメリカ同年2月22日発売。日本同年1月19日発売。週間1位(英米その他19か国) イギリス1位・23週 アメリカ1位・24週。日本週間4位。

 このアルバムは基本的に「別れ」をテーマにしており、彼女の失恋に対する感情が反映されています。アルバムのレコーディング前、彼女のデビュー・アルバムが支持されたことによって行われた2008年の欧米ツアーAn Evening with Adeleのいくつかの日程を、恋人との時間を過ごすためにキャンセルしたことが明らかとなり、彼女の交際はイギリスのマスコミの悪評を受けていました。彼女は後に、他のいくつかの個人的な要素が彼女の決断に寄与したことを明らかにしました。別れによる荒廃が『21』へのインスピレーションをアデルに与えました。「私がこのレコードを書いたとき、私の心は張り裂けそうでした。私はまだ完全には立ち直っていません。思うに、私の最後の交際についての私の気持ちから立ち直るのに10年はかかるでしょう。それは私のこれまでの人生の全てにおいて最も大きなことでした」と、この交際がこれまでの彼女の人生において最も重大であったことを明らかにしました。タイトルの『21』は、前作『19』と同様にレコーディング当時の年齢ですが、これについてアデルは、『19』と並べることで彼女の個性と芸術性の成長を象徴する意図があることを、自らのブログで述べています。多くの批評家はアデルの芸術的な成長を賞賛し、いくつかの楽曲の奥深さと成熟さを褒め称えました。

 イギリスの全英シングルチャートでは、208,000枚の初動売上を記録し初登場首位を獲得。その後に開催された2011年のブリット・アワードで、アルバムから2作目のリカット・シングル「サムワン・ライク・ユー」のパフォーマンスが賞賛されたこともあり、初登場から11週連続で首位を独走した。4月18日にフー・ファイターズの『ウェイスティング・ライト』に首位を奪われましたが、その後幾度に渡り首位奪還を繰り返し、通算23週首位を記録。それまで、1984年のボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズによるコンピレーション・アルバム『レジェンド (Legend)』の持つ歴代最多首位獲得数の12週連続1位の記録を破りました。また、これまでのイギリスにおけるアルバム・ダウンロードにおいて最高の売り上げとなりました。イギリスでは、アルバム発売から3か月と経たずに出荷枚数が210万枚を超え、英国レコード産業協会によって16倍プラチナディスクに認定されました。 アメリカのBillboard 200ではこの年最高の初動売上枚数352,000枚を記録し、初登場首位を獲得。首位陥落後も常に上位(主にTOP3)にランクインし、2012年01月14日付で通算14週目の首位に返り咲いて以降、驚異的な逃げ切りを見せ、全米通算24週の1位を獲得。女性アーティストのアルバムとしては、ホイットニー・ヒューストンの「ボディーガード」の通算20週を越し歴代1位となりました。また、39週連続でトップ5以内を記録し、マイケル・ジャクソンの持つ38週連続の記録を抜く歴代1位を記録しました。アルバムは、2016年までにアメリカレコード協会から14倍プラチナディスクに認定されています。 世界19か国で初登場1位を獲得し、世界21カ国で1位獲得、3つのギネス記録に認定されるなど次々と快挙を達成。イギリスでは、2018年10月時点で511万枚を売り上げ、全英歴代アルバムセールス4位を記録しています。アメリカでは、2020年1月時点で1,200万枚を売り上げています。

 全世界では、2017年12月時点で3,100万枚を売り上げています。第54回グラミー賞では「最優秀アルバム」「最優秀ポップボーカルアルバム」の他、『ローリング・イン・ザ・ディープ』で「最優秀楽曲」「最優秀レコード」、『サムワン・ライク・ユー』で「最優秀ポップパフォーマンス(ソロ)」「最優秀ショート・フォーム・ビデオ」の6部門を受賞しました。 『ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において137位に選ばれています。


 『19』の時から、綺麗な声だなと思って注目していましたが、まさかこんなに売れるとは。ちょっと19歳、21歳とは思えない貫禄のある歌唱力ですね。どことなく、エイミー・ワインハウスと似てるようなと思ってました。


 

 


  

 

 


 



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