『残響散歌/朝が来る』は、2022年1月12日にSACRA MUSICより発売されたAimerの両A面シングル。表題曲はそれぞれテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のOPテーマ、EDテーマに起用されています。CDリリースに先駆け、2021年12月6日に「残響散歌」が先行配信されました。
2021年9月25日、12月5日よりスタートするテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のOP・ED主題歌をAimerが担当すること、また同曲群を収録したシングルの発売が発表されました。本シングルはAimerにとって通算20作目であり、SACRA MUSIC移籍後初のリリースとなっています。通常盤、初回生産限定盤、期間生産限定盤の3形態で発売。初回生産限定盤には両曲のMVを収録したDVDが付属します。期間生産限定盤は書き下ろしジャケット仕様で、アニメのOP・EDノンクレジット映像を収録したDVDが付属します。 オープニングテーマの「残響散歌」は、作詞はaimerrhythm（Aimerの別名儀）、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二さんと飛内将大さんが務めており、Aimerの作品でよくみられるスタッフィングとされています。 その一方で、同楽曲はブラスやピアノを取り入れたスピード感のある曲調を持ち、ライターの蜂須賀ちなみさんはリアルサウンドに寄せた記事の中で、派手好きな宇随天元のキャラクター性や、「遊郭編」の舞台となる夜の吉原のイメージからこのような構成を取ったのではないかと推測しており、「上物の煌びやかな音色とは対照的に、下層に沈殿するAimerの歌声が特有の引っ掛かりを生み、華やかな世界に潜む愛憎のようなものを感じさせる。」ともみています。
2021年12月6日に先行配信された表題曲「残響散歌」は、2021年12月15日公開（集計期間：2021年12月6日～12月12日）のビルボード・ジャパンソングスチャートにて87,649DLでダウンロード1位、10,515,957再生でストリーミング1位となり計2冠を獲得。他指標ではラジオ8位、Twitter 20位と高ポイントをマークし、キャリア初のビルボード総合首位を獲得しました。さらに翌週もダウンロード1位（39,009DL）、ストリーミング1位（9,649,396再生）、YouTube1位（3,183,554再生）の3冠をマークしました。さらに3週目は、ストリーミングで3週連続1位を記録し、動画再生でも2週連続1位で合計2冠を獲得。他指標ではダウンロード2位、Twitter 60位、ラジオ29位で、総合首位に返り咲きを果たしました。 オリコンチャートでは、初週4.4万枚売り上げ、2022年1月18日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で1位を獲得。 2022年1月12日にフィジカルCDが発売されると、同週のビルボード・チャートで初週売上45,222枚をマークして、シングル2位、ルックアップ1位を記録。ダウンロード、ストリーミング、ラジオ、Twitter各指標のポイントも伸ばして、3度目の総合首位を獲得した。また「朝が来る」は8,089DLでダウンロード1位となり、総合6位に初登場しています。 Billboard JAPANが発表した2022年の年間総合チャート（Hot 100）では、上半期ランキングでの首位を守り抜き、見事1位にランクインしました。2022年を代表するヒット曲になりましたね。派手なMVです。
『遊郭編』の放送終了後、続編となる『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の制作が発表されました。2023年4月より放送。それに先駆け、遊郭編第10話・第11話と、刀鍛冶の里編第1話を世界80ヶ国以上の国・地域の映画館で上映するワールドツアー『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が2023年2月3日より開催。
今週と来週、2週連続で「遊郭編」の特別編集放送していますが、やはり『鬼滅の刃』面白いですね。結末が分かっているとはいえ、次の「柱稽古編」がどんな映像、編集になるか楽しみです。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の軌跡、そして柱稽古へ』映画館へ足運んでみようかなあ。また熱が戻ってきそうです。鬼のエピソードって涙無しでは見られませんね。
