https://youtu.be/kfjndKl7lEg


 『NEW』は、イギリスで2013年10月14日、アメリカで2013年10月14日に発売されたポール・マッカートニーの通算16作目のオリジナル・アルバム。新曲で構成されるアルバムは、2007年に発売された『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル』以来約6年ぶりのリリースとなりました。

 本作について、マッカートニーは「曲、試み、姿勢、演奏方法など、あらゆるものが新しい」とコメントしており、そのひとつとして4人の若いプロデューサーを起用していることを挙げています。本作のエグゼクティブ・プロデューサーをジャイルズ・マーティンが務め、マーティンの他にマーク・ロンソン、イーサン・ジョンズ、ポール・エプワースが参加しています。 なお、本作はヒア・ミュージックから発売されたマッカートニーの最後のアルバムとなっています。

 タイトル曲ともなっている「NEW」について、「ラブソングだけど、"Don't look at me, I haven't got any answers"(僕を見ないで、答えはないから)"I don't know what's happening, I don't know how it's all happening, but it's good and I love you.‘’(何が起こるかわからないし、どうやって起こるのかもわからないけど、それは良いことだし愛している)と歌っている。」とコメントしています。なお、マッカートニーは本作について、ナンシーとの結婚がインスピレーションとなっていることを認めています。 この他の曲は自叙的で、リヴァプールで一時的に運送会社のドライバーの助手として働いていた若き日を歌った「オン・マイ・ウェイ・トゥ・ワーク」、若き日の想い出やジョン・レノンへの思いを歌った「アーリー・デイズ」、マッカートニーが幼少期に楽しんでいた遊びを題材とした「クイーニー・アイ」などの楽曲が収録されています。 収録曲のうち、「アリゲイター」について、ロンソンは「陰気で非常にタフ」とコメントし、マッカートニーは「アルバムで一番古い曲」であることを明かしました。「エヴリバディ・アウト・ゼアー」は、マッカートニーが「観客に歌わせる曲」として書いた楽曲。また、マッカートニーは、「アーリー・デイズ」と隠しトラック「スケアード」の出来について満足していることを明かしています。作品についてですが、最先端の技術を使いながらも、どこかビートルズの香りがするなと感じていました。


 アルバムは、イギリスの全英アルバムチャートやアメリカのビルボード誌が発表したBillboard 200、カナダのBillboard Canadian Albumsで3位を記録しました。アメリカでは初週売上6万7000枚、カナダでは初週売上8500枚を記録しました。アメリカでは、2016年5月時点で21万7000枚の売上を記録しています。 タイトル曲「NEW」は、日本のラジオ番組でも複数回放送され、Billboard Japan Hot 100で4位にランクインし、アルバムも10月28日付のオリコン週間アルバムランキングで初登場2位を獲得しました。マッカートニーのアルバムが、日本でトップ3入りを果たしたのは1982年に発売された『タッグ・オブ・ウォー』以来31年4ヶ月ぶりで、71歳4ヶ月でのトップ10入りを果たしたことにより、デヴィッド・ボウイが『ザ・ネクスト・デイ』で樹立した、国内外を通したアルバム最年長記録(66歳3か月)を更新することとなりました。


 この当時、ビートルズ並びにポール・マッカートニーのマイブームが来ており、Out There! Japan Tour 2013の東京ドーム、Out There! Japan Tour 2014の国立競技場、Out There! Japan Tour 2015の京セラドーム大阪。3回、このアルバムツアー参加しました。国立競技場はポールが「ウイルス性炎症」のため、直前キャンセルとなるアクシデントに巻き込まれてしまいました。その日は、仕方ないので、同行の友人と東京見物と横浜中華街で食事を楽しみました。このアルバムのツアーはかつての友人との再会が重なったためか、直感で行かなきゃと思って行動に移した感覚でした。だって、ポールって歴史的に見れば、モーツァルトやベートーベンと並び称される偉大な音楽家だから。

 ポールのライブを観て思ったのは、バンドでリードボーカルをとっていた人はやはり美味しいのと、アルバムの新曲、ソロ、ビートルズの曲を織り混ぜたセットリストを組めるので、ヒット曲が多いミュージシャンは美味しいということでした。

 ドラム以外のすべての楽器を弾き語りしていたので、凄いと思いました。さすがに声は出にくくなっていたかな。しかし、70代としては驚異的なパフォーマンスでした。


 

 

 

 

 



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