https://youtu.be/OAwaNWGLM0c
『リズム・ネイション1814』(Janet Jackson's Rhythm Nation 1814)は、1989年9月19日にリリースされたジャネット・ジャクソンの4枚目のスタジオ・アルバム。ビルボード1位。オリコン8位。
「リズム・ネイション」と「エスカペイド」が本人出演のJALのCMに使用されました。
翌90年にかけてヒットしました。歌詞では人種差別・性差別やホームレス、薬物などの政治問題を取り入れましたが、サウンド的には『コントロール』に当時流行っていたテディ・ライリーのニュージャックスウィングを効果的に組み合わせたものとなり、タイトル曲の「リズム・ネイション」は本家ニュージャックスウィングをも凌駕する完成度を誇るものとなっていました。アルバムトータルとしての完成度も高く、マイケルの『オフ・ザ・ウォール』に相当するアルバムが前作『コントロール』であるならば、今作は『スリラー』に匹敵する作品であり、ジャネットをマイケル同様一躍スターにした作品と言えます。アルバムからは「リズム・ネイション」「ブラック・キャット」などのシングルがヒットし、アルバムはポップスとR&Bのチャートで1位を獲得しました。 表題曲「リズム・ネイション」のビデオ・クリップは、兄マイケルの影響からか、難度の高いダンスで構成されていました。ライブでは激しいダンスのため、リップシンクでパフォーマンスされることが多くなっています。
1980年代以降、商業的に大成功を収めました。ビヨンセやリアーナ、ブリトニー・スピアーズなど21世紀のスターの面々に加え、安室奈美恵さんなど、日本の歌手にも大きな影響を与えました。安室奈美恵さんは、『Black Cat』の映像を観て彼女に憧れるようになったとか。
沢山のダンサーを従えて歌い踊るジャネットはかっこよかったですね。僕はマイケルよりもむしろ、ジャネットの方がこの後聴く音楽に影響が大きかったように思います。でも、今観たら、『スリラー』の影響下にあることは分かりますね。マイケルと拮抗するようになったのは、次の『janet.』からですね。