https://youtu.be/46BCpSJKIjw


 『リーン・イントゥ・イット』(Lean Into It)は、MR.BIGがリリースした、2作目のオリジナルアルバム。

 1991年4月10日発売。全米No.1ヒット曲「To Be With You」などを収録。大ヒットして現在における彼らの人気を不動のものとしました。また、このアルバムから日本盤のみに、ボーナス・トラックが収録されます。

  先端にギターピックを取り付けた電動ドリルを使用した「ダディ、ブラザー、ラヴァー、リトルボーイ」や、その後のライブにおける定番曲となる「アライヴ・アンド・キッキン」、「ジャスト・テイク・マイ・ハート」をはじめとしたバラード、「60'S マインド」、そして全米No.1シングルとなる「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」などが収録されました。しかし、「60'S マインド」と「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」の2曲は、同じアルバムに収録するか否かについてメンバー間で問題となった曲でもあります。このポップな2曲のヒットによって、ブリティッシュハードロックに根差したブルージーなロックバンド、という結成当時の構想と、現実との間にずれが生じ始める皮肉な結果を生みました。良くも悪くも、ここがバンドの分岐点となりました。 「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」みたいな曲をという、周囲の圧力は大変だったでしょうね。


アルバムジャケットには1895年に発生したフランスのモンパルナス駅での列車事故の写真が使用されています。


 MR.BIGは、1988年、タラスやデイヴィッド・リー・ロス・バンドに在籍していたビリー・シーンが中心となり、ソロ・シンガーとして活動をしていたエリック・マーティン、レーサーXのギタリストとして活動していたポール・ギルバート、さらにテッド・ニュージェントやインペリテリ等でドラマーとして活動していたパット・トーピーの4人で結成。MR.BIGは現れた時期が不遇だってというか…。時代がハードロックからグランジ、オルタナティブへ移行していたので。本国では、「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」の一発屋扱いのようです。

 日本では売れていたので、『ビッグ・イン・ジャパン』扱いされていました。エリック・マーティンの声は日本人好みだと思いますけど。


 Mr.Bigは、東京で寮生活をしていた時に友達に借りて知りました。当時、BON JOVIのライブに連れて行ってもらい、もっとアメリカ、イギリスのロックを聴いてみたいなと思っていました。ポール・ギルバートの速弾きにびっくりしたのはもちろん、ビリー・シーンのギタリズム並のプレイにもびっくりしました。彼を知ってから、バンドの音を聴く時にベースの音をしっかり意識し始めたかもしれません。

 


 

 

 

 

 

 


 



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