https://youtu.be/xd9qGi5xvCA
『フー・エルス! (Who Else!)』 は、1999年にリリースされたジェフ・ベックのスタジオ・アルバム。
オリコン19位。全米99位。ジェニファー・バトゥンが参加。3曲目の「Brush with the Blues」はライブ音源を収録したもの。5曲目の「Space For The Papa」はサウンド・チェックの時の音源を収録したもの。
10年ぶりのソロアルバムですが、テクノ路線を 披露しファンを驚かせました。 それから間もなくの2001年にアルバム 「ユー・ハド・イット・カミング (You Had It Coming)」 をリリース。 このアルバムも前作同様打ち込みが多用された テクノロック、エレクトロ志向のアルバム、そして、2003年の『ジェフ (Jeff)』までその路線が続きます。
『フー・エルス! (Who Else!)』の当時、55歳。この年齢にして、何という先進的、攻めたアルバムを作るんだろうと驚きました。三大ギタリストの中では一番、現役感ありましたよね。だからこそ、一番先に天国に逝ってしまったのは残念です。
僕はジェフ・ベックをリアルタイムで聴き始めたのは、このテクノ三部作から。だから浅いのですが、この後、『ギター・ショップ』『ワイアード』『ブロウ・バイ・ブロウ』も聴きました。アルバムごとにアプローチが違う、攻めているのがかっこいいですね。
さて、本日2月11日に東京・有明アリーナで開催されたジェフ・ベックのトリビュートライブ「A Tribute to Jeff Beck by Char with HOTEI and Tak Matsumoto featuring The Jeff Beck Band」の模様がWOWOWにて5月に放送・配信されます。もうちょっと近ければぜひ、行きたかったなあ。Charさん、布袋寅泰さん、松本孝弘さん、それぞれスタイルの違うギタリストがどんな解釈で演奏したか。この3人ってそれぞれ独特なトーンを持っていますよね。速く弾けるギタリストはたくさんいますが、音を聴くと何故かこの人だと分かりませんか?