https://youtu.be/8jMk3NVatas


 『DINOSAUR』は、B'zの20作目のオリジナル・アルバム。2017年11月29日にVERMILLION RECORDSより発売。オリコン週間1位。

 B'z結成30周年突入時に発表された、B'zとして通算20作目となるオリジナル・アルバム。「30周年」「20作目」という記念アルバムですが、メンバーは制作時には全く意識しておらず、後からスタッフに「節目です」と指摘されて気付いたと振り返っています。また、発売から約1年半後に元号が平成から令和に改元されたため、本作が平成に発売された最後のCD作品となりました。 オリジナル・アルバムとしては、前作『EPIC DAY』から2年8ヶ月ぶりとなります。シングルとして発売された「声明」と「Still Alive」や、「B'z×セブン-イレブンフェア」のTVCMソングとして先行公開されていた「CHAMP」を含む13曲を収録しています。2015年リリースの52ndシングル「RED」、2016年リリースの配信シングル「世界はあなたの色になる」、「フキアレナサイ」は未収録となっています。 初回限定盤に付属する特典DVDおよびBlu-ray Discには、2017年8月に開催された野外ロックフェスティバル『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』に出演した際のライブ映像を完全収録しています。

 アルバムタイトル『DINOSAUR』は、日本語で「恐竜」という意味ですが、転じて「古くて時代遅れなもの」という意味もあります。 本アルバムの方向性として、ディープ・パープルのような「70年代ハードロック」をイメージして制作が進められていました。その中で稲葉浩志さんは、チーフマネージャーから「B'zは日本で唯一のハードロックバンドと言われているらしい」「日本ではB'zの他に誰もハードロックをやらない」という話を聞きます。そして、アルバム制作のキーワードとして「DINOSAUR」という言葉が出てくることとなった。ドラマーのシェーン・ガラースから「『DINOSAUR』は、時代遅れのものという意味があり自虐的に聞こえる」という話をメンバーは聞きましたが、「自分たちがそこに楽しみを見出してやる」「古いけど、こういうのもありますよ、的な感覚で」とポジティブに捕らえ、また「DINOSAUR」という言葉は姿形もイメージしやすくわかりやすいということもあり、「DINOSAUR」がタイトルに採用された。ちなみに「○○DINOSAUR」などと言葉を付け加えたタイトル案もあったそうだが、松本孝弘さんが「シンプルでいいんじゃないか」と提案し「DINOSAUR」になりました。 稲葉さんは後のインタビューで、「DINOSAUR」の歌詞は自分たちを例えて制作したわけではなく、「DINOSAUR」という歌詞が出来上がった後に自分たちと重なることに気付き、アルバムタイトルにふさわしい、という流れになったと解説しています。


 『DINOSAUR』の冒頭のギター、恐竜の彷徨のように聴こえてかっこいいですね。ロックは死んでません。「Still Alive」です。






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