https://youtu.be/3HT_XIX5Pqg
『LUNACY』は、LUNA SEA7枚目のオリジナル・アルバムで、終幕前のオリジナルアルバムとしては最後の作品。2000年初盤は特殊ジャケット仕様。
SUGIZOの提案による期間無期限レコーディングの下に制作され、結果として1999年夏から制作期間1年というLUNA SEAのアルバムの中では最も時間をかけて作られた作品。 終幕以前においてはオリジナル・アルバムとしては最後の作品となり、今作リリース時のインタビューでINORANは「いつでも始まりだし、今、終わってもいい。そのぐらいのアルバムになったと思います。ラスト・アルバムにしていいぐらいの出来」と語っていました。 「Sweetest Coma Again」と「KISS」の2曲にはDJ KRUSHが参加。DJ KRUSHは1997年にSUGIZOとINORANのソロ作品制作に関わっていた人物で、また同時期にJが参加していた期間限定のライブバンド、GAZAのメンバーでもあります。 本作が発売される以前の2000年5月23日に日本武道館でライブ「PREMIERE of LUNACY 2000」が行われました。このライブではアンコール含め2000年リリースの曲のみ披露され、後の『LUNACY』収録曲も全て披露した“新曲お披露目ライブ”となりました。しかしその内容はライブ前には関係者含め全く知らせられず、『LUNACY』という新作のタイトルもこのライブの終演後に発表されました。
同年、11月8日、14thシングル「LOVE SONG」をリリース。オリコン初登場第4位。この日に、LUNA SEA終幕発表が公表されます。RYUICHIは「終幕」の理由について、「このメンバーでバンドをやっていたいちばんの理由は、5人でいれば誰よりも輝けると思ったからです。でも、同じ光を見てると目も慣れて、より強い光を求められなくなった」と語りました。(番組で当時の真相についてSUGIZOが「ぶっちゃけ(メンバー皆が)みんなの顔を見たく無くなった」と話していました。)
『LUNACY』は、「SHINE」ほどの違和感は僕はありませんでした。RYUICHIのメイクも薄くなり、ビジュアル系バンドというよりは、ロックバンドという視点でLUNA SEAを観ていたと思います。『TONIGHT』楽曲、PVともにかっこいいですね。「もうこれ以上輝けない」分かる気がする。僕はLUNA SEAはここで終わってます。