https://youtu.be/bYDExWsMD_g
『STYLE』は、LUNA SEAの5枚目のオリジナルアルバム。初回限定盤は、透明帯・ピクチャーレーベル・特殊ジュエルケース仕様(5種類)。
1996年4月22日発売。オリコン週間1位。
アルバム名となった「STYLE」はJが考案したもの。「俺達はよく『曲がバラバラだね』と言われるけど、何でバラバラだといけないのか。だから皮肉にも『バラバラなのが俺達のスタイルです』と言えたらと思った」とのこと。また「STYLE」という言葉には「日時計の針」という意味もあるらしく、「周囲(太陽、影)がクルクル変わっても、俺達(針)は変わらない」というダブルミーニングでもあるとメンバーは明かしています。 初回版のケースについているシールは5種類あり、一つ一つがメンバーの誰かを表している。 Jは前作「MOTHER」に対するプレッシャーがあったため、それまでの「ROSIER」「TRUE BLUE」での「終始気持ち良いパターンを突き詰めた」楽曲作りを封印し、グルーヴを求めながらレコーディングの現場でセッションした時に突発的に生まれたメロディを大切にし、その断片をまとめていきました。その結果、循環コードが使用された曲が多くなりました。 初期のコンセプトは「重くする」「ボーカルに色付けを」「もっとロック的な骨太サウンド」だった。そこからSUGIZOによって「全ての境遇を潜り抜けて、最後は“無”の状態で静かに宇宙に溶けて生きたい」と固められていきました。 マスタリング直前まで、この曲順で本当にいいのかが読めず、SUGIZOは「違っていたら並び替えなきゃ」と話していましたが、いざ終わると「この曲順でよかった。この中にこれまでの曲が入るライヴが想像できない」と話しています。
このアルバムは非の打ち所が無い作品ですね。LUNA SEAの第一幕の到達点というか。SUGIZO、INORAN、J、真矢の演奏のグルーヴが凄いのは毎回驚かされるのですが、RYUICHIのボーカルがこの当時、絶頂期だったのでは。これが、河村隆一のソロでああいう風に変わるのは想像出来ませんでした。
個人的には『MOTHER』の次に好きなアルバムです。
再録、軽く期待を超えてきました。いろんなことを乗り越えて、深みを増してますね、演奏も歌も。元々上手かったけど。長生きしてね。