https://youtu.be/FEkgOG5lg7s


 『Love again』は、globeの3枚目のフルアルバム。1998年3月31日発売。発売元はavex globe。オリコン週間1位。

 前作『FACES PLACES』から約1年、当時の日本記録を打ち立てる大ヒットとなったデビューアルバム『globe』からちょうど2年となる日に発売された3枚目のアルバム。前作までと異なり、同時発売のシングル『Love again』を含む2作しかシングルは収録されていません。 アルバムタイトルは当初「そろそろ日本も終末的なエッジ感が出てきたのではないか」という考えから『edge』にするつもりだったのですが、小室哲哉さんが日本に帰国後、東京で街を歩いているカップルを見かけた際に「もう一度ふたりの愛情を確かめ合いたい」という雰囲気が伝わってきたので『Love again』に変更しました。 シングル「Can't Stop Fallin' in Love」からの流れで「恋に落ちる」「恋に嵌ってしまう」距離の近い男女をアルバムのコンセプトにしました。但しそれは「不倫」等の悪い意味ではなく、「恋に嵌る前→嵌りかけ→嵌った後→恋愛」を時間軸で考えて、それをアルバムタイトルに反映させています。「一度別れた二人がまた元の鞘に納まる」「別の人との新しい恋愛が始まる」とどちらでも取れるようにし、「恋に嵌る」「愛情を注ぐ」ことをもう一度行うことを歌詞の全体のテーマにしています。マーク・パンサーは「友情・愛情・人情等全ての『情』がこのアルバムに入っている」と称しています。 ベーシックとなるバックトラックは事前にロサンゼルスで制作されていたが、バレンタインデーまでは深く考えていませんでした。本格的なレコーディングに入ったのは1998年3月1日に小室さんが日本に帰国してからのことであり、10日で全ての音の素材を録音して、3月25日にマスタリングを完了させました。小室さんは「音楽プロデューサーとして周囲をまとめる力、作品を形にする力を再認識したアルバム」と振り返っています。 ミキシングするときのイメージは「ボーカルを前面に出さず、3人がそこに並んでいる」感じを出すようにしたそうです。 ノンクレジットですが、音色作りにマークも参加しています。自身は「完全分業制の音楽ユニットから、共同作業のバンドへと一歩踏み込めた」と語っています。

 小室さんはKEIKOに対し、小学生から耳の肥えた大人まで幅広く聴いてもらうためという意図で「あまり上手く歌いすぎない様に」「原曲が生まれた時の成長する前・初々しさとプロが持つテクニカルさの中間をイメージして欲しい」とリクエストしました。


 初めて聴いた時の印象は、『globe』『Faces Places』と比べて全体的に印象に残る曲がなくて地味。売り上げもちょっと落ちて、勢いも一段落だったでしょうか。それでも、ダブルミリオンでした。確か、この作品、大掛かりな宣伝無しで発売されたっけ。


タイトル曲は別の意味で有名になってしまいましたね。パーク・マンサー。KOIKE。学校へ行こう!。B-RAPハイスクール。軟式globe。「I'm fallin' DNA」。


 



 先日、NHKの『SONGS』で西川貴教さんがこんな高い曲を原キーで歌っていて驚きました。

 

 

 


 



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