https://youtu.be/LKEWlU4rkxc


 『EZ DO DANCE』は、trfの2枚目のアルバム。1993年7月21日発売。発売元はavex trax。オリコン週間4位。

 シングル盤「EZ DO DANCE」の裏ジャケットや本作品の帯にはミニアルバムと紹介されていました。 小室哲哉さんが当時抱えていた「どこまで洋楽のエッセンスを持って、どこまでポップス向けのサウンドにするか?」という問題に対して、本作に対する反応で「サウンドがクラブ向けで、歌メロが歌謡曲がいい」という答えを得ました。

 テクノ系サウンドとJ-POPが融合したかなり画期的かアルバムだったのではないでしょうか。一枚目のアルバム『trf 〜THIS IS THE TRUTH〜』はどことなく、マニアックな感じ、暗さのようなものを帯びていたような気がしているのですが、このアルバムはとてもポップに振り切ったように思いました。次の『WORLD GROOVE』では更にJ-POPに振り切って、大衆向けになったなあと思ったのですが、「EZ DO DANCE」はその中間に当たるジュリアナ、ディスコミュージック的なノリノリのダンスチューンが並んでます。曲数は少ないですが、小室哲哉さんの本気度を感じるというか、もうTMNを本腰を入れてやろうとは思ってないのだろうなと想像してました。ひょっとしたらこの作品、小室哲哉さんが時代の寵児となって行くきっかけだったかもしれませんね。


  

 

  



 



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