https://youtu.be/fQKsGoBgBnQ


 1989年10月21日発売。オリコン週間13位。

 人気バンド「THE BLUE HEARTS」メンバー真島昌利さんがソロデビュー・アルバム『夏のぬけがら』先行シングルとしてリリース。

 元々は真島さんがTHE BLUE HEARTS以前に結成していたTHE BREAKERS楽曲。曲なども高い評価を得て、メジャーデビューの話があったのですが、直前に、事務所とレコード会社の交渉が難航し、全てが白紙に。そしてバンドは解散してしまったそうです。

歌詞の一節「コルトは俺のパスポート」は、1967年に公開された、日活映画の題名「拳銃(コルト)は俺のパスポート」が基。

 ドラマティックな映画のような歌詞ですね。

 敵対する組織と対決することになってしまった主人公達は罠にはまってしまいます。『コンクリートにキスをした』という表現素晴らしいなと思いました。

 これは、スペインでは無いですよね。アメリカのマフィア?アンダルシアの本場のカルメンに憧れて彼女は地下の酒場でバイトで踊ってる?

 抗争の中で死にゆく男の彼女への激情。

 

 触れるか触れまいか迷いましたが、元ジャニーズの方が歌ってましたね。夜のヒットスタジオで歌詞が出てこなくなり、歌い直ししてたの覚えてます。彼女とゴールインしてほしかったという気持ちと後から考えたら、しなくて良かったと思うし、複雑でした。しかし、あの夜ヒットの時点ではまだ彼が男を見せてくれるかなってどこかで思ってました。あの大晦日、それは崩れ去ってしまいました。まだ僕は中学生でしたが、あれは酷い。理不尽というか。何で金屏風?水面下で色々あったのかもしれませんが、芸能界って恐ろしいって中学生なりに感じとってました。

 ジャニーズの後輩たちに歌い継がれている名曲。曲は大好きなのですけどね。

 この曲は山崎まさよしさんや、上杉昇さんのカバーも素敵ですね。個人的には、マーシーのが最高ですが。


 朝、美空ひばりさんの記事を編集していたら、そういえば、平成元年ってもうひとつ芸能界に激震が走ったなと思い出してしまいました。


 

 

 

 

  

 





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