https://youtu.be/4BD5GUiizHk
『THE BADDEST 〜Hit Parade〜』は、久保田利伸さんの4作目のベスト・アルバム。2011年11月23日に、SME Recordsから発売されました。オリコン週間2位。
デビュー25周年を迎えた久保田さんのデビュー当時から最新曲「声にできない」迄、耳馴染みの楽曲を中心に選曲した全36曲のオールタイム・ベスト。全楽曲をデジタルリマスター。本作用の新録Interludeを4曲収録。全楽曲のほとんどがオリジナル・バージョンで収録。 初回生産限定盤DVDは、本作収録曲12曲のミュージック・ビデオをノンストップでリミックスした映像と上海で撮影された「声にできない」のミュージック・ビデオを収録。
久保田利伸さんは、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。日本にR&Bを紹介し、根付かせた人物。別名・愛称は「ファンキー久保田」「クボジャー」「キング・オブ・Jソウル」「久保やん」「クボトシ」「久保田の兄貴」など。デビュー当時には日本ではまだ市民権を得ていなかったブラックミュージックを浸透させるのに一役買った功績は大きく、現在も国内外でR&Bシンガーとして活動しています。ブラックミュージックということで、久保田さん自身の音楽スタイルはシティ・ポップスやニューミュージックの観点から山下達郎さん、大沢誉志幸さん、吉田美奈子さん、佐野元春さん、井上陽水さん、忌野清志郎さん、キングトーンズ、松任谷由実さん、角松敏生さん、稲垣潤一さん、小田和正さんらによって確立されたジャンルですが、まだ歌謡曲的でした。ヴォーカルスタイル、リズム感、ソングライティングなどの部分でブラックミュージックに大きく影響を受け、またそれを自身の音楽性の基盤とし、さらにセールス的にも大成功を収めたのは、彼以前にはいなかったと言っても過言ではなく、そのことから彼自身は「ブラック・ミュージックのパイオニア」とも称されています。日本の音楽シーンにおいて、ソウルフルな歌声と、裏拍を基本とするグルーヴィーなリズムは彼のデビュー以来多数出現しています。1985年の音楽活動開始時から日本の音楽界で初めてとなる完全なR&Bを披露し、R&Bを日本国内に認知させ、2000年以降に宇多田ヒカル、MISIA、平井堅、UAなどのR&B系アーティストらの音楽が日本で流行する下地を築き上げて昭和歌謡から逸脱したJ-POPというスタイルの登場にも寄与しています。又、ラップ等ヒップホップの要素をデビュー当時から取り入れており、日本国内の邦楽では他にTM NETWORKらもラップを取り入れた楽曲が存在しており、久保田さんもかつてはTM NETWORKに対して敬意を示していた事がありました。 バックトラックはコンピュータへの打ち込みを基本とし、デビューアルバムからデジタルレコーディングが用いられており、デビュー数年後からDAWの元祖であるシンクラヴィアも使い始めました。シンクラヴィアは1980年代では数億円もの高値で販売された最高級の機材で、久保田さん以外では小室哲哉さん、松任谷正隆さん、崎谷健次郎さん、加山雄三さん、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、フランク・ザッパらが使用していました。 2015年12月に『松尾潔のメロウな夜』(NHK-FM) に出演した際、楽曲製作でマーヴィン・ゲイの影響を大きく受けていると話しています。
リズム感がもう日本人離れしてますよね。昔の曲も、さすがに古さは感じますが、全くダサくなっていないし。『TIMEシャワーに射たれて』初めて聴いた時は衝撃的でした。