https://youtu.be/VetFHcVoghI


 『SING OR DIE』は、1997年11月15日にリリースされたDREAMS COME TRUEの9枚目のアルバム。オリコン週間1位。

 前作から約1年7ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。デビュー以来初めてマイク・ピラのプロデュースから離れると同時に、ユッスー・ンドゥールやSIKISHAとのコラボレートなど、新しい試みを取り入れた作品。オリジナルアルバムとしては初めてのヴァージン・レコード・アメリカ(東芝EMI)からの発売でもある。 2ndアルバム「LOVE GOES ON…」以来6作連続で続いていたミリオン記録は、本作で一度途切れました。しかし、次のアルバム「The Monster」にて再びミリオンセラーを記録しました。後に、別バージョンにて販売され、ミリオンセラーを達成。 バンドはこのあとしばらく米国進出を強く意識することになり、英語版作成などにも力を注ぐようになります。 12曲目の「月光」終了後、38(「美和」との語呂合わせ)秒間の無音状態が続き、「PEACE!」のWORLDWIDE VERSION(同アルバム「WORLD WIDE VERSION」に収録されているものとは別アレンジ)が流れます。

 

 『SING OR DIE -WORLDWIDE VERSION-』は、1998年7月16日にリリースされたDREAMS COME TRUEのアルバム『SING OR DIE』の英語版。DREAMS COME TRUEは、このアルバムで本格的にアメリカ進出をしました。 このアルバムでの全ての曲においての表記は作詞は「MIWA」名義、作曲は「MIWA, KING MASA」名義(正確には間に王冠マークが入る)となっています。 最後の2曲は日本限定ボーナストラック。アメリカ版には未収録となっている。 初回限定盤のみボックス仕様&ブックレット付き。

 1997年にレコードレーベルをヴァージン・レコード・アメリカに移籍し、同時にプライベートレーベルVirgin/D.C.T.を設立。本格的にアメリカ進出を視野に入れた活動になりました(国内販売は東芝EMI)。しかし米国での活動は芳しいものではなく、本格的なアメリカ進出作となったアルバム『SING OR DIE』にしても、ニューヨークタワーレコードなどで週間売上の上位にランクインしたものの、実際には現地での購買層はほぼすべてが日本人であったとされます。中村正人さんは後に「(米国でのチャレンジは)失敗だった。(アメリカの)レコード会社もクビになったし、勉強不足も甚だしくて、そこでバンドが終わってもしょうがないっていう状況まで追い込まれた」と振り返っています。メンバーにとっての大きなチャレンジは、日本での活動にも大きな影響を及ぼすことになります。中村正人さんは過去に音楽サイトのインタビューで、 《そこで完全に終わりですよね。やっぱり反逆者ですから。いわゆる“業界の掟”を破ったわけで》 と当時を振り返っているように、テレビなどメディアで見る機会が激減しました。 「当時は独立や移籍をした人に圧力をかけるのが当たり前の時代。“ドリカムが干されているらしい”という噂はすぐに業界で広まりました」(テレビ局関係者) 中村さんも件のインタビューで、《テレビ局からは締め出されるし。ラジオでもわれわれの曲はかからない。そこで1度、ドリカムは完全に死にました》と語っています。移籍前の楽曲の使用、権利、メディア露出等いろんな制限がかかったことと思われます。

 ちょっと苦難の時代になりますね。吉田美和さんが英語…、向こうの本物のR&B歌手と同じ土俵でやって日本人が勝てるか…ジャパニーズスーパースターでは通用しないのですよね。確かに英語の曲を歌える程度、日常会話くらいは勉強して行ったでしょうけど。

 吉田美和さんの魅力は、どちらかというと、日本語にある。ユーミンの系譜だと思うんですよね。どこにでもある恋愛の風景を上手く映し出してそれにJ-POPリスナーが共感して、90年代あれだけの売り上げを叩き出したのだと思います。

 ドリカムが芳しくなかったことで、ちょっと日本のアーティストの海外進出って難しいのかなと思い始めました。そして、宇多田ヒカルさんの『EXODUS』で、本当に無理なんじゃないかなと思うようになりました。久保田利伸さんも永く向こうで活動して、やっと、ごくごく一部の地域の人に認知されるようになったと聞いたことがあります。


 90年代と違い、今はネット社会なので、少し事情は変わってますが、やはり、日本人が現地の人と同じグルーヴを出せるかというと難しいんじゃないかと思います。

 


 

 



 

 

ドリカム中村正人、渡米で「ファンが激減」 アリーナはガラ空き「本当に捨てられた感が凄くありました」(スポニチアネックス)

#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5384a4a0f4b797125d1c667801aa5f6d8b176b4d



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