https://youtu.be/Mgn5aYMYN44
『Outerlimits』はSHOW-YAの7枚目のオリジナル・アルバム。1989年9月6日発売。
1年ぶりのアルバムは、大ヒット曲「限界LOVERS」「私は嵐」を収録。オリコンチャート3位を獲得した。 全曲の作詞は安藤芳彦さんによるもので、2曲のみ寺田恵子さんと共作。全編曲は笹路正徳さんとSHOW-YA。 これまで発売されたSHOW-YAのどのアルバムよりもヘヴィメタル色が強くなっています。
バンド名の由来は、居酒屋チェーンの庄や。前身の『メデューサ』時代、ことごとく音楽コンテストに落選していた寺田恵子さんと中村美紀さんは「バンド名が悪い」ということで意見が一致、その時、飲んでいた庄やから名前を取ることにしました。英語にすると『SHOW-YA』で「Show Ya」("Ya"はYou"の口語表現で「ショーをあなたに」「あなたに魅せる」)になるということで決定しました。そういった縁もあり、再結成後の2014年には庄や目黒408店で寺田さんが一日女将を務めるというコラボ企画も行われました。
秋元康さん、筒美京平さんの曲をやったり、かなりデビューしてからしばらく試行錯誤しましたが、このアルバム収録のシングル『限界LOVERS』で一気に突き抜けた感がありました。デビューして間もない頃、なかなか人気の波に乗れなかった「SHOW-YA」は、ボーカルを務める寺田恵子さんのイメージ戦略を色々と試みるも失敗続き。なんだか、最初の頃は歌わされている感もあったし、アン・ルイスさんがやってた歌謡ロックに近いなと過去を遡って聴いてた時期、思いました。そんなある日、シャワーを浴びて下着姿になった寺田恵子さんは、自身の姿を鏡で見るなり「これだ!」とひらめきます。 その後、ランジェリーに鋲をつけみるなどの斬新な衣装スタイルが確立されていきました。
『Outerlimits』はそのあたりがガッチリ噛み合った印象でした。
僕はPRINCESS PRINCESSよりも、SHOW-YAの方が好きでした。よく、人気のプリプリ、実力のSHOW-YAと比較されてました。紆余曲折あったけど、今も現役ですね。やっぱりSHOW-YAのボーカルは寺田恵子さんじゃないとだめなんだと思います。
今でこそ、ガールズバンドは珍しくないし、凄いテクニックのバンドも増えたけど、その先駆者的存在ですね。
なんか、メンバー、マイケル・シェンカー好きなんだろうなと思いました。