https://youtu.be/x4-7JcrmEio


 『CRUISE RECORD 1995-2000』は、globeの1枚目のベスト盤および5枚目のフルアルバム。

 1999年9月2日発売。オリコン通算2週1位。当初はglobeの完全な5枚目のオリジナルアルバムとして発表する予定がアナウンスされていました。 「BEST+NEW ALBUM」というコンセプトで制作されたアルバム。タイトルの由来は、小室哲哉さんがその時使いたかった単語をそのまま反映させました。また、デビューからの軌跡をまとめた「航海日誌」という単語の直接の意味も込められています。 1999年5月25日、globeの全国ツアー「globe tour 1999 Relation」終演後に制作が発表されました。当時、宇多田ヒカルさんのアルバム『First Love』がオリコン調べで600万枚を超える新記録を達成しており、小室さんは本作の売上目標について「600万枚という数字は考えなきゃいけませんね」と述べていました。 表記されていませんが、全曲にクリアな低音のリマスタリングが施されており音質が向上されているのが確認できます。 本作の発売にあたり、発売日にヴァージンメガストア心斎橋店で、翌日にタワーレコード渋谷店で発売記念イベントを行いました。前者は、店内をglobeのCDで全て埋め尽くし、スポーツ新聞の号外配布も行われた。 5月末の時点でZARDのベストアルバム『ZARD BEST 〜Request Memorial〜』がB-Gram RECORDSから9月24日発売予定で告知されていましたが、6月にavexが相川七瀬のベストアルバムリリースに際する報復として、globeの本ベストアルバムを同じ週に発売する事を決めた為に、7月の時点でZARDのベストアルバムの発売が1週間早まる事態となりました。 初回限定盤のみ特殊パッケージ仕様。 『FACES PLACES』以来の初週ミリオンセールスを記録しました。累積売上は276.3万枚。


 小室さんが『記録を狙う』という発言をしていたのはよく耳にしました。GLAYやB'zに抜かれた時も、『オリジナルで抜いてみろ』と言っていたし、宇多田ヒカルさんにオリジナルで抜かれた時点でも、まだ意欲は燃え尽きていなかったのかな。後から『ヒカルちゃんが僕を終わらせた』と発言はしていますが。「BEST+NEW ALBUM」という構成であると聞いた時、今まであまり誰もが考えつかなかった発想だなと思いました。

 が、僕が個人的に思うのは、いわゆるリスナーがベストアルバムに求めている、大ヒット曲がなかなか登場してこない。3曲目くらいまで、全くの新曲か、わりと新し目の曲を配置してました。

 これ、個人的に思うのは、二枚組にするのであれば、『BEST』と『NEW ALBUM』を分けるべきだったのかなあと。しかも新曲があまりキャッチーな曲が無く、今思い出せと言われても難しい。ベストアルバムが聴きたいファンには間延び感のようなものを与えてしまったのかなあと。二枚組で割高だし。

 でも、小室さん、これ意図的にやってるのかなあとも思いますね。『記録を狙う』というのは、ある程度のハッタリだったのかなあと思いますね、この構成では。それでもダブルミリオンはさすがだと思いました。

 この後、小室哲哉さんはトランスに傾倒して、ヒットチャートから遠ざかりますが、やってたことは面白いのに、J-POPリスナーにはマニアックで、売れなくなっていきましたね。


 さて、新生globeはどうなって行くのかな。小室さんは関わるとしてもメンバーとしてではなく、プロデューサーに専念するのでしょうか。


  


 


 


 


 

 


 

 

 

 


  





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