https://youtu.be/_CQXI01usj0
坂本龍一さんの呼びかけで結成されたN.M.L.が2001年4月25日にリリースした曲。オリコン2週連続1位。
TBS50周年特別企画「地雷ZERO 21世紀最初の祈り」の為に企画されました。このCD売上は全て地雷除去のチャリティに充てられており、その収支はホームページで確認する事ができます。このCDの売上金はすべて地雷撤去などの資金となりました。坂本龍一さんの主旨に共感した国内外のアーティストや演奏家が集結し、N.M.L.(NO MORE LANDMINE) というユニットを結成しました。 同曲は、前半部が未だに地雷が埋まっている国々の内の数カ国の民族音楽、後半部がメインの歌唱部分として構成されており、約18分の大作に仕上がっています。全編英語詞であり、詞は坂本さんの長年の友人である元・ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンが担当しました。デヴィッドに歌詞制作を依頼する際に坂本さんは、「子供にも歌える様なシンプルな歌詞を書いて欲しい」と注文したそうです。坂本さんは出来上がった歌詞を見て、「普段のデヴィッドの書く難解な歌詞からは想像出来ない程のシンプルな歌詞が出来上がった」と歌詞カードで書いています。また、これとは別に作家の村上龍さをによって翻訳された日本語詞も作られており、そのタイトルは「地雷のない世界」。この音楽の内容は、三省堂の高校用英語IIの教科書『CROWN ENGLISH SERIES II』にも掲載されました。 利益は地雷が除去される活動を行っているNGO(Halo Trust等)に送られました。タイトルなどで記載されている「LANDMINE」とは地雷の意味。タイトルにもある様に、ジャケット写真には実際に埋設されていた様々な地雷が使われており、チャリティーの趣旨をよく表しています。
日本国外アーティスト(五十音順)
アート・リンゼイ クラフトワーク(「ZERO LANDMINE」のサウンドロゴ) スティーヴ・ジャンセン (Drums) シンディ・ローパー デヴィッド・シルヴィアン ブライアン・イーノ ヤドランカ キム・ドクス(金徳洙)
日本国内アーティスト(五十音順)
伊勢友一 UA 大貫妙子 坂本龍一 (Keyboards、Piano) 桜井和寿(Mr.Children)佐野元春 篠崎史紀 SUGIZO (LUNA SEA) (Guitar) 高田亮 高橋幸宏 (Drums) TAKURO (GLAY) (Guitar) CHARA DJ KRUSH (Scratch・DJ) TERU (GLAY) 藤原真理 中村正人 (DREAMS COME TRUE) 西川隆宏 (当時DREAMS COME TRUE) 細野晴臣 (Bass) 山塚アイ (BOREDOMS) 湯川潮音 (当時東京少年少女合唱隊) 吉田美和 (DREAMS COME TRUE) ヤマタカEYヨ 伶楽舎 東京少年少女合唱隊有志
2001年4月30日放送の特番の番組の最後で、テレビで一度だけ演奏されたこのフルヴァージョンは、前半部分は地雷ZEROのドキュメントからの映像(ダイアナ元皇太子妃の朗読部分には彼女が登場)、後半の合唱部分ではスタジオに集まったアーティストたちの演奏が放映されました。参加アーティストの中には当日、来日を果たせなかった者もいたものの、中継で共演を果たしています。
時代錯誤な戦争は無くなりませんね。人類
っていがみ合ってしか生きられないのかなあ。地雷、核、貧富の差、人種の壁、戦争、テロ…問題山積みです。
これ、当時、買ったんですけど、あまりにも曲が長くて聴く機会を失ってました。