https://youtu.be/nY0k-2KLV0c


 1977年6月25日に発表されたアルバム『君のために作った歌』にて収録された楽曲。

 「季節の中で」と「長い夜」に次ぐ、松山千春さんの代表的な楽曲であり、さだまさしさんの「北の国から〜遥かなる大地より〜」と並んで北海道のご当地ソングとして代名詞として現在でも広く愛されるスタンダードナンバーとなっています。また、新党大地のテーマ曲として提供しています。 松山千春さんの出身地である足寄町の道の駅『あしょろ銀河ホール21』においては、この楽曲が場内でオンエアされています。

 この楽曲は2度に渡ってリメイクされ、1998年にシングル「この世で君が一番好き」のカップリング、2006年にカバー・アルバム『再生』にそれぞれ収録されています。

 日本の高校野球で北海道勢が甲子園に出場した際、応援歌として度々使用しています。 2017年8月20日、新千歳空港発伊丹空港行きの便が1時間遅延し、周りの空気がピリピリしている中、突如千春さんが客室乗務員用のマイクを手にして「滅多にこんな事はないんです。皆さん頑張ってますから、もう少しお待ち下さい」と乗客に語りかけた後、同曲をワンコーラスであるものの、機内の中で披露しました。 女優として活動している小芝風花さんの名前の由来となっており、この曲を聴いた小芝さんの母親が「世間の冷たい風に吹かれても、小さくていいからしっかりと根を張って生きてほしい」と思いを込めて命名したとサイゾーのインタビューで答えています。


 日々の生活に追われ、自宅と職場往復に疲れていた時、ふとこの曲が流れてきたことがあります。仕事帰りの車の中でひとり、気がつけば泣いていました。

 松山千春さん、若い時(十代、二十代)に聴いた時よりも、今の方が心に響きます。ご本人の歌唱も、年齢を重ねるごとに深みを増しているように感じます。僕の世代を含め、テレビ出演している千春さんのイメージは『ビッグマウス』。「みにくいアヒルの子」の挿入歌で使われたイメージ。

 でも、あの深みのある美しい歌詞や歌唱の説得力を聴いてると、誰にも負けないという自信は納得できるなと思います。


 

  

  

 



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