https://youtu.be/GJ0AAmvMwJA


 1983年12月14日にアルファ・ムーン(現・ワーナーミュージック・ジャパン)から発売された山下達郎さんの通算12作目のシングル。

 「クリスマス・イブ」は、アルバム『MELODIES』に収録された後にシングル・カットされた楽曲で、のちに『TREASURES』とオールタイム・ベスト・アルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』などのベスト・アルバムにも収録されました。 1988年のJR東海のクリスマス・エクスプレスへの起用以降、毎年クリスマスシーズンに売上が伸びており、J-POPシングルとしてギネス世界記録に載る程のロングセラーとなっています。松任谷由実さゎの「恋人がサンタクロース」と並び、J-POP クリスマス・ソングの定番曲。

 本来は妻である竹内まりやさんのアルバムに向けて1981年ごろに書いた曲だが、結局使われておらずもったいないので山下達郎さん自身が演ることを試行しました。 本楽曲のコードはバロック音楽でよく聴かれる進行であることから、バロックに多い「クリシェ」のコード進行から着想して“クリスマス”を題材に、本物のバロックからパッヘルベルの「カノン」を間奏に、それぞれ用いました。 同時にシュガー・ベイブ時代に制作を試行して未完だった楽曲「雨は夜更け過ぎに」の歌い出しが去来し、ペシミスティック(悲観的)な嗜好から失恋をクリスマスに合せると、歌詞はあっという間に仕上がりました。 スウィングル・シンガーズのスタイルを一人アカペラで表したことから、8小節に48テイクを要して8時間を費やしました。エンディングでコーラスを一転してアソシエイション風のアプローチとしたのは、当時一世を風靡していたオフコースへの対抗意識から発想しました。 「間違いなく私の代名詞となって残るであろう一曲。自分の全作品中、詞・曲・編曲・演奏・歌唱・ミックス、すべての要素がバランスよく仕上がった数曲のひとつ」と、『OPUS』のライナーノーツで記しています。「ベストソング=ベストヒット」であり、山下達郎さんにとって大ヒット曲かつ代表曲であることからライブで必ず演奏する一曲で、常連の客には「またかよ」という者もいますが「今日初めて来た人、今回しか来られない人のために『クリスマス・イブ』はやり続ける。一生やめません。」と語っています。

 当初オリコンシングルチャートは最高位44位だったが、1988年にJR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されて急上昇し、1989年12月のオリコンシングルチャートで30週目のランクインで1位となる。発売から1位までが6年6か月で当時の最長記録、ベスト・テンに再チャートされた回数の最多記録、など珍しい記録を多数持つ曲となった。 1986年11月28日に7インチ・シングルとして再発売して以降、毎年クリスマスの時期が近づくとオリコンシングルチャートにランクインされる。ロング・ヒットの楽曲のため合算で伸びていることもあるが、オリコン調べでは1980年代に日本で発売された楽曲で売上が最も多いシングル。1991年に100万枚(ミリオン)、2013年に累計185.1万枚を記録しました。

 2015年にオリコンチャートに30年連続でトップ100入りしており、2016年3月に「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」としてギネス世界記録に認定されました。2021年現在ではオリコンチャートトップ100入りを36年連続に伸ばし、記録を更新し続けています。これに伴い、日本国内でリリースされている全ての楽曲中で唯一、1980年代・1990年代・2000年代・2010年代・2020年代の5つの年代でトップ100入りを果たしている楽曲となっています。 オリコン週間シングルランキングのトップ100ランクイン週数が、2019年9月23日付まで通算150週で、SMAPの「世界に一つだけの花」、中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」、夏川りみの「涙そうそう」に続いて歴代4位。 フェイス・ワンダワークスが2015年(平成27年)に発表したGIGAエンタメロディで、15年間に最も多くダウンロードされた着信メロディを集計した「着信メロディ15年間ランキング」1位でした。 2020年に朝日新聞のクリスマスソングアンケートで1位となりました。


 アメリカではマライア・キャリー、日本では山下達郎さんが毎年、ホリデーシーズンになると、チャート再浮上してきますね。本当に定番になりました。今年は雪が雨に変わる天候でしたね。


メリークリスマス。🎄🎅🎁✨


   

 

 

 





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