https://youtu.be/fGlDHwlq5SQ
『pure soul』は、GLAYのメジャー4作目のオリジナルアルバム。1998年7月29日にmustard/UNLIMITED RECORDSよりリリースされました。
オリコン2週連続1位。1997年のベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』のヒット後に制作された作品であり、その1997年の間に新しく書き下ろした曲から選曲して、本作が制作されました。そのデモの数は、1997年12月の選曲会議では、70曲以上にも及んだそうです。 『REVIEW-BEST OF GLAY』が490万枚近くの大ヒットを記録しただけに、TERUは今作に関して今の自分をもっと超えたい所から来るプレッシャーをかなり感じており、「次は本当に凄い作品を作らなければならない」と語っていました。しかし、その一方で、TAKUROとJIROはデモテープを集めた段階から、凄くいいアルバムに仕上がりそうな予感があったと感じていたと述べており、HISASHIも「『REVIEW』の記録的なセールスとか、色んなことがあっただけに、レコーディングにかかってくる音の変化とか重要性みたいなのが、今回はあるだろうと予想してたが、それ以上にレコーディングがしたくてしょうがない時期で、リハーサルの時とかもライブみたいな感じだった。」と楽しい雰囲気の中でレコーディングが行われたことを述べています。その結果、TERUも「他のメンバーが楽しそうにやっていて、それに助けられた。」と語っており、本作を「『REVIEW』あってこそ出来たアルバム」と述べています。 アルバム全体に関して、TERUは「誰かに聴かせた時に「すごくいいね」の一言が欲しいから頑張る。その気持ちが集結した、非常にポップなアルバム」と述べており、TAKUROも佐久間正英さん、D.I.E.、永井利光さんなどのゲストミュージシャンを含む、それぞれのメンバーの強烈なオリジナリティと個性が感じられるアルバムおよび、サウンドや歌詞も基本的にGLAYと言うものがより深く、さらに広がり、周りの状況だけでなく、(当時)20代中盤の自分たちの中にあるものが反映された作品になったと語っています。
累計売上は242.7万枚を記録し、GLAYのオリジナルアルバムでは初のダブルミリオンを達成。GLAYのオリジナルアルバムの中では、最高売上を記録しました。 第40回日本レコード大賞ベストアルバム大賞受賞(1998年12月)。
親しみ易さ全開、これこそGLAYという曲が揃ってますね。何だかロックと言えば、社会への反抗とかそういうことを想像しがちですが、GLAYは、親、家族への情愛を歌いその壁を打ち破ったバンドで、今まであまりいないタイプでしたよね。
売れ過ぎた故か、GLAYのアルバムでは一番聴かなくなっていましたが、最近不意に思い出し、当時を思い出しながら聴いてみました。20代にしては大人びていて、今、50代を迎えた彼らが歌っても恥ずかしくない永久普遍でとても聴きやすいというか。3、4歳年下ではあるものの、20代だった自分としてはとても共感できる歌がたくさんありました。
邦楽だとBOØWYや尾崎豊さん、洋楽だとビートルズの影響等もかいまみえると思いますが、そのどれとも違う、“GLAY”というオンリーワンな世界があの物凄いアルバムセールスやライブ動員につながったのかもしれません。
『3年後』がMr.Childrenの『シーラカンス』そっくりですね。当時、CD流してて、思わず『あれ?』と思ってしまったの覚えてます。偶然だそうなのですが…。
『DRIVE2』発売が近づいてきましたね。CDは以前のように売れない時代になってしまいましたが、これは記念に持っておこうかな。