https://youtu.be/JBUXrQwnbsA
『海のYeah!!』は、サザンオールスターズのベスト・アルバム。ちょうどデビュー20周年となる1998年6月25日にCDで発売。発売元はタイシタレーベル。オリコン2週連続1位。
デビュー20周年を記念して発売されたオールタイムベストアルバム。バラードベストや完全限定生産盤を除けば、サザンオールスターズの純粋なベストアルバムは本作と事実上の続編である『海のOh, Yeah!!』のみとなっています。 本作はデビューした1978年から1996年までに発売されたヒット曲や人気が高い曲が収録され、『海のOh, Yeah!!』には本作以降に発売されたヒット曲や人気が高い曲が収録されています。 タイトルは「海の家」をもじったもので、シャレを効かせています。なお、続編の『海のOh, Yeah!!』(うみのオヤー)も、「生みの親」をもじったもの。
オリコンはロングセールスを記録していることに着目し、本作に収録されている楽曲の多くが活動20年間の中でも人気が高い作品やヒット曲していること、また発売当時にコアファン以外の層が飛びつき大ヒットを記録したと分析しています。それは今も変わらずサザン入門編として「まずはこの1枚」的な存在と評価しています。 桑田佳祐さんは本作について「英語と日本語を融合させようとあれこれ格闘している跡が見てとれます」と語っている。また、それと比較して続編の『海のOh, Yeah!!』に対しては「やっぱり日本語を大切にして歌いたいという気持ちが、全面に出ていますね」と自己評価しました。
初週100.4万枚を売り上げ、初登場1位を獲得しました。2002年7月29日付の同ランキングで累計売上枚数が300万枚を突破し、2019年4月までに累計359.2万枚を売り上げて、自身としてはシングル・アルバム含め最高セールスとなっています。また、オリコンにおける2枚組以上のアルバムとしても歴代1位の売上を記録。なお、出荷枚数は480万枚を記録しています。
本作続編アルバム『海のOh, Yeah!!』が発売された2018年などは高い売上を記録している[24]。その中でも2018年8月4日付のオリコンアルバムデイリーランキングでは、『海のOh, Yeah!!』が発売された時は、相乗効果で、再浮上してきました。
『海のOh, Yeah!!』は40周年で発売されましたが、特大ヒットの『TSUNAMI』やオリコン1位の曲が収録されているにも関わらず、20周年の『海のYeah!!』の方が濃く長く感じたのは、自分が若くて、吸収する時期で、凝縮されていたからでしょうか。自分にとっては、『TSUNAMI』以降守りに入ってる感じ、国民的バンドになった感がするサザンより、ふざけ具合がおもしろく、エロティック、コミック感のあるサザンの方が好きだったのかなあ。
お気に入りは、『勝手にシンドバッド』『マンピーのG★SPOT』『愛の言霊 〜Spiritual Message〜』かな。