https://youtu.be/5WE0lhkCPTk


 



 『globe』は、globeの1枚目のフルアルバム。1996年3月31日発売。レーベルはavex globe。オリコン通算6週1位。

 デビューシングル「Feel Like dance」から5thシングル「FREEDOM」までを収録したglobeのデビューアルバム。 小室哲哉は「僕の音楽活動の中で得たもの全てを投入しました。最初の0秒から57分03秒までアルバムのどこを切り取って聴いて頂いても、恥ずかしい所はありません」と断言するほどの自信を見せていました。 オリコンにおいて、初週(集計された日は発売日の3月31日のみ)と2週目でそれぞれ100万枚以上を売り上げ、発売2週目で売上200万枚を突破、5週目には300万枚を突破。いずれも当時の最速記録。また、2週目の売上としては歴代最高となる105万枚を記録しています。1996年5月、当時オリコンにおけるアルバムの歴代最高売上記録を保持していたMr.Childrenの4thアルバム『Atomic Heart』の累積売上343万枚を突破して記録を更新します。1996年6月、日本レコード協会から4ミリオンの認定を受けた最初の作品となりました。1997年2月にはオリコン史上初となるアルバムセールス400万枚を突破しました。発売元のエイベックスによる売上枚数は1997年4月26日までの時点で455万枚。オリコン集計では413.6万枚で歴代アルバム売上7位、オリジナルアルバムに限れば宇多田ヒカルさん2作品に次ぐ日本歴代3位の売上記録となります。

 第38回日本レコード大賞アルバム大賞受賞。 「GONNA BE ALRIGHT」「MUSIC TAKES ME HIGHER」はクラブ向けのリミックスを施したLP盤として発売する予定があり、実制作がされていたが発売はされませんでした。 結成当初は世界展開を意識していたが、本作の制作と周囲からの反応は「日本市場に向けた20世紀の日本人の音楽」にメインコンセプトにする切っ掛けとなりました。

 全体の歌詞のテーマは「身近なことから世界的なことまで幅広い事柄」を対象にしています。 「ALL INSTRUMENTS EXCEPT GUITARS by TETSUYA KOMURO」はギター以外の全ての楽器・ドラム・ストリングスを小室さんがシンセサイザー・コンピューターを駆使して演奏したという意思表示であり、その手法の集大成が本作のテーマでもあります。そこから派生して生まれたコンセプトは「最少人数のスタッフ、最少編成のパート、最先端の音作り」というものであり、その手法は視聴した石野卓球が「電気グルーヴと作り方が近かった」と驚いたといいます。小室さんは「ダンスミュージックという枠に拘らず、今ある音楽ジャンルを全て押し詰めこんだ結果、日本人としての血・ナショナリティが出てしまったかもしれない」と振り返っています。 「今までの評価に値するKEIKOの実力を引き出し、証明する」「日本人としてのメンタリティがあるマークが英語を歌うことで、外国語が生活の中に普通にあり、外国語に対して日本人だから劣っている訳ではないことを感じて欲しい」というメンバーのプロモーションの意味合いも込められているため、小室さんは「『2人はここまで表現出来るんだよ』というのを具象化できたアルバム」と振り返っています。


 お気に入りの曲は、「Joy to the love (globe)」と、「FREEDOM」でした。小室さんが自ら参加しているだけあって、力作だったと思いますね。安室奈美恵さんや華原朋美さんですら、アルバムには?と思う曲があったけど、globeにはそれが無かった気がします。trfの延長線上のようなものをやりたかったのかな。デビュー曲を聴いた時、trfの新曲かと思いました。本当に自信作だったのでしょうね。GLAYやB'zのベストアルバムに越された時、『オリジナルで越えてみろ』って言ってたみたいですし。












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