https://youtu.be/NQqzxcZxdPI


 『サボテンの花』は、チューリップの曲。最初のシングルは1975年2月5日に発売された(通算8枚目)。作詞・作曲は財津和夫で、財津のソロによるセルフカバーでも知られます。財津によると、福岡の実家に帰ったときに母親が育てていたサボテンの花に感動したのが本曲の原点で、歌詞は前年の1974年にヒットした山本コウタローとウィークエンドの『岬めぐり』を参考にして「アンサーソングのつもり」で作詞しました。 本曲はまた、財津さん自身の失恋体験が元になっており、当時付き合っていた女性が財津の家で靴下などを洗濯していたことなど、その時の光景を思い出して作ったが、この曲の歌詞全てが実話ではないそうです。この曲の最後を「ラララ…」という形にしたのは、失恋の曲の中にあっても希望を残すためであり、「恋人に去られてしまっても、春が来たら自分も再生し、自分も再び歩き出す」という意味を付けるため、広い空をイメージしたものだと述べています。




1993年4月28日に発売。通算11枚目のシングルである。オリコン週間7位。 本シングル収録バージョンは、先行して発表されたアルバム収録のいずれのバージョンともアレンジが異なっています。どちらかというと、1975年に発売されたオリジナルのアレンジに近くなっています。

 フジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌に使用され、シングル発売から18年が経った1993年にリバイバルヒットしました(1975年当時もオリコンTOP20にはランクインしている)。ドラマが高視聴率だったこともあり、60万枚以上の売り上げを記録しました。財津さんのソロとしては、「Wake Up」(1979年)以来のヒット曲。

 ドラマではオリジナルの「サボテンの花」は使われておらず、財津さんのソロ名義によるセルフカバーが「サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜」のタイトルで主題歌として使用されています。ドラマ放映時には、まず1993年4月21日に日本コロムビアから財津のセルフカバー・アルバム『Z氏の悪い趣味くせ』からのシングルカット盤が発売され、同年4月28日にパイオニアLDCからドラマ用にリメイクした『サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜』のシングルが、同年5月7日に東芝EMIからオリジナルの『サボテンの花』が次々と発売され、3つのレコード会社から別々の音源で同じ曲のシングルが相次いで発売される事態となりました。 1997年放送のドラマ続編『ひとつ屋根の下2』ではチューリップの「サボテンの花」が主題歌となっていますが、こちらもオリジナルではなく、同年のチューリップ再結成時に再録音されたもの。


 ドラマ『ひとつ屋根の下』は、第1作(以下、パート1)は、1993年4月12日より6月28日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、「月9」枠で放送。この年最もヒットしたドラマで、フジテレビの連続ドラマ史上最高の視聴率を記録。主人公のセリフ「そこに愛はあるのかい?」は流行語ともなりました。また、トレンディドラマの象徴的枠であった月9でホームドラマが記録的ヒットとなったことはドラマ界全体にも影響を与え、ホームドラマブームが一時復活するきっかけとなりました。第11話で記録した視聴率37.8%は、1990年代の全民放ドラマの最高視聴率であり、2022年現在のフジテレビドラマの歴代最高記録でもあります。江口洋介さん、福山雅治さん、酒井法子さん、いしだ壱成さん、山本耕史さん…。凄いメンバーですね、今見ても。色々あった方もいるし。今年はテレビや映画で山本耕史さんをよく観ました。


 

  

 









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