https://youtu.be/fZwPP8sKr4g
1991年11月1日発売。13作目のシングル。オリコン週間16位。
前作「じんじん」、アルバム『MOTHER』から5か月ぶりに発売された作品。本作のリリース後、ソロ・シングルは1997年11月27日リリースの「涙の天使に微笑みを」までおよそ6年の間隔が空くことになります。
『負けるな女の子!』は、日本テレビ系アニメ『YAWARA! a fashionable judo girl!』三代目オープニングソング。カップリングの『少女時代』は、日本テレビ系アニメ『YAWARA! a fashionable judo girl!』三代目エンディングソング。 斉藤由貴さんへの提供曲のセルフカバーであり、桑田佳祐さんはこの曲を初めて聴いた際に「スゲー!って思った」「ポップス作家としての力量の凄みを感じた」といいます。
今夜の関ジャム 完全燃SHOWは、原由子さんの特集ですね。多分、新譜のお話が多いのかもしれませんが。
日本テレビ系アニメ『YAWARA! a fashionable judo girl!』は、アニメ化の影響もあり大ヒットを記録し、当時活躍していた谷亮子さん(当時は田村)とともに柔道ブームの火付け役となりました。本作品の影響により中学校や高校の部活動において女子柔道部員が急増するなど競技人口が拡大し、それに応じてほぼ皆無に等しかった女子の地方大会が実施されるようになり、男性の競技と見なされていた柔道が女性競技者に対しても門戸を積極的に開く契機となりました。また、本作品の主人公・猪熊柔にあやかり実在の田村さんも「ヤワラちゃん」のニックネームで呼ばれるようになりましたが、女子柔道の強者はそれまで富田常雄さんの小説『姿三四郎』にあやかったニックネーム「女三四郎」と呼ばれるケースが多く、それ以来のケースとなりました。本作品は田村さんのニックネームという要素も相まって社会的認知度を高めました。格闘技に限定すれば、初心者が競技を始める上での動機付けという点では『空手バカ一代』の影響力を上回るのではないかとも指摘されています。
「ミラクル・ガール」と並んで猪熊柔をしっかり映し出している曲だと思います。
