https://youtu.be/lFFevwgJ1tM


 1985年3月8日発売。11枚目のシングル。オリコン2週連続1位。1985年度のオリコン年間シングルチャートでは、2位を記録し、63万枚を上回る売り上げとなりました。「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」は、中森のシングル楽曲では「セカンド・ラブ」に次いで2位の売上枚数記録となっています。

 「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」はリリース後、TBS系の『ザ・ベストテン』やフジテレビ系の『夜のヒットスタジオDELUXE』などの音楽番組で披露しました。また、1985年に行われた第36回NHK紅白歌合戦でも歌唱しました。

 第27回日本レコード大賞で日本レコード大賞を受賞。翌年の『DESIRE』の時もそうですが大賞受賞の時、泣き崩れそうになりながらも歌いきって、プロだなあと思いました。

 

 康珍化さんが作詞し、作曲と編曲には日本のラテンフュージョンミュージシャンで、ジャズ・ピアニストでもある松岡直也さんを迎えました。Meu amor éとは、歌の舞台のブラジルリオデジャネイロでの公用語ポルトガル語で、「私の恋人は」、「私の愛は」などの意味を持ちます。シングル盤のディスクジャケットには「MI・AMORE」という表記も存在します。これは当初、スペイン語「Mi」とイタリア語「amore」が混ざったタイトルで発表されたため。

 『北ウイング』で始まった旅情シリーズが『SAND BEIGE -砂漠へ-』『AL-MAUJ』などのエスニック歌謡へと向かう分岐点になった曲ですね。このあたりから、表現力にも磨きがかかっていくように感じていました。


 さて、今夜は、『日本レコード大賞』ですね。少なくとも明菜さんの2連覇あたりまでは権威があったと思うのですが。リアルタイムの大賞受賞はこの曲が初めてです。明菜さんの次の受賞者は『何で?』と思うなあ。色んな意味で。

  



  

  

 





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