1985年6月21日発売。デビュー曲。オリコン週間12位。ザ・ベストテン週間15位。
本人主演TBS系ドラマ『夏・体験物語』主題歌。 TBS系『ザ・ベストテン』(今週のスポットライト)、日本テレビ系『ザ・トップテン』(話題曲コーナー)、フジテレビ系『夜のヒットスタジオ』等多くの音楽番組に出演しました。 2ヶ月後には同タイトルのファーストアルバムも発売されました。 第27回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞曲。また第23回ゴールデン・アロー賞最優秀新人賞も受賞。 初回プレス版は、イエロークリア盤、ピクチャーレーベルとなっており、またジャケットには、「『夏・体験物語』主題歌」の表記がありません。 作詞の松本隆さんは中山美穂さんのデビュードラマを見て作詞を志願、中山美穂さんの同期新人でもある本田美奈子さんのレコーディングに加わっていた、作曲の筒美京平さんの元へ行き自ら作曲を依頼しました。松本さんが中山美穂さん側へコンタクトを取った時には既に中山美穂さんの歌手デビューの話は決まっており、当初デビュー曲の作曲家は林哲司の予定でした。尚、林さんはカップリングの「スピード・ウェイ」を手がけています。 編曲の萩田光雄さんは自身の編曲作品の中で、同曲は最高の出来と評しています。 ジャケットでは当時ドラマ『毎度おさわがせします』での役柄で付いていた不良少女のイメージを払拭する為に、水色と白の服にピンクのバックで爽やかさと可愛らしさを演出しました(当時プロデューサー談)。
当時、15歳ですね。とても大人に見えてました。
同期には森川美穂さん、本田美奈子さん、斉藤由貴さん、南野陽子さん、浅香唯さん、おニャン子クラブ、井森美幸さん、森口博子さん、中村繁之さん、芳本美代子さん、森下恵理さん、大西結花さん、いしのようこさん、網浜直子さんなどがいました。この年も新人のアイドルが豊作だったのですね。
『毎度おさわがせします』
『夏・体験物語』で初体験という言葉を覚えてしまいました。ドラマの内容から、どうしても“性”を連想し、ドラマの場面を想起してしまいますが、楽曲は全く下品になっていないですね。
40周、迎えさせてあげたかったですね。昨日のお別れの会の時にインタビューで妹の中山忍さんが「ファンの皆さんへお願いです。どうか、姉を忘れないでください」と言われていたのが涙を誘いました。