https://youtu.be/8nLBF8FeALI


 1986年3月21日発売。3枚目のシングル。オリコン2週連続1位。ザ・ベストテン週間4位。歌のトップテン週間2位。

 森永製菓『HI-SOFT』CMソングに使用され、テレビ朝日特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』第10話の劇中でも使用されました。

 秋元康さんが最初に付けたタイトルは「思い出着替えて」でしたが、「フランスっぽいタイトルを付けたい」というディレクターの案で「風のチェルシー」に変更されました。しかし、この曲が森永製菓の『HI-SOFT』のコマーシャルに使われることが決定し、「チェルシー」という単語が使えず、「青いスタスィオン」に決定しました。 「スタスィオン」は「駅(station)」をフランス風に発音した言葉、あるいはフランス語で「駅」を表す言葉であるとされていますが、「立つ、止まる」などが主たる意味であるフランス語名詞の "station" は、地上駅の場合は場内信号が設置されていない「停留所」という意味になります。歌詞からすると地下鉄の駅でもないようで、フランス語で一般的な鉄道の「駅」を表す単語では "gare"(ガール)が妥当だそうです。 また『クイズダービー』の歌詞あてクイズに出題された際、解答者の篠沢秀夫さん(仏文学者)は、「ホームがあるならスタスィオンではなくガールだ」とボードに注記していました。

 ミュージック・ビデオにおいて、舞台となった駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の今井田駅(2003年に廃止)。

 

 オリコン調べにおいて、おニャン子クラブ会員が在籍中にリリースされたシングルとしては最も売上が多いシングル(2位は新田恵利さん『冬のオペラグラス』)。河合その子さんのおニャン子クラブ卒業当日の1986年3月31日付オリコンチャートで初登場1位。この時の1週間の推定売上枚数137,280枚は当時歴代2位の高売上でした。続く4月7日には111,310枚と初登場2週目の売上としても歴代2位の高売上であった(当時の歴代1位は薬師丸ひろ子さん『探偵物語』)。そのため、当時絶大な人気を誇った少年隊の『デカメロン伝説』のデビュー2作連続1位を阻止する形となりました。これ、少年隊が事実上、形を変える時に何故1位にならなかったのか不思議で、調べたことがあったんですが、河合その子さんだったんですね。

 年間シングルチャートでも10位に入る大ヒットとなり、河合その子さんの代表作となりました。

 

 テレビ出演を拒否して、いつの間にか姿を消したと思ったら、後藤次利さんと結婚し、既に引退していたんですね。

 1986年って毎週のようにおニャン子クラブがオリコン1位になってましたね。観ない週が無いくらい。


 

  

 



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